痛みに関する話題を綴った日記です。
梨状筋症候群とは、日本脊髄学会のWEBサイトの引用によると下記のようになります。
坐骨神経は、骨盤からでて足へ向かいますが、その際、骨盤の出口のところで、梨状筋という筋肉とのトンネルを通ります。
この筋肉は通常柔らかいのですが、負担がかかって硬くなってしまうと、おしりに痛みを起こしたり、側を走る坐骨神経をつぶしてしまいしびれがでてきます。
このような病気を梨状筋症候群といいます。日常よくみかける病気ですが、診断、治療している病院が少ないのが欠点です。
http://www.neurospine.jp/original43.html
坐骨神経が押しつぶされるのが原因と説明されていますが、果たしてそうなのでしょうか?
押しつぶされていると言われている部分より、遠く離れた大腿や下腿そのものに圧痛があり、そこを見つけ出しトリガーポイント施術を加えると症状が良くなるケースが多々あります。
神経がおしつぶされると麻痺が生じますし、学問的に遠く離れた場所が痛むと言うには無理が生じます。
また、トリガーポイント鍼施術で、つぶれた神経を元に戻す事はできません。
神経がつぶれたことが原因で無く、その部分より離れた場所自体の筋膜系の痛み、すなわち筋膜性疼痛症候群(MPS)の痛みと推測できます。
筋膜性疼痛症候群(MPS)の痛みは、ありふれていますが、医療従事者の多くがその存在を知りません。
筋膜性疼痛症候群(MPS)の痛みを退治するには、放置していても取れない場所を見つけ出し、その場所を的確に処理しないといけません。
当院では、放置していても取れない筋膜性疼痛症候群(MPS)を見つけ出し、鍼や特殊なツールを駆使してを処理します。
長引く痛みでお困りの方は、一度試してみてるべき施術方法だと思います。
何より安心安全な施術方法です。
・江原鍼灸整骨院.
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・電話 075-463-8639
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
カテゴリ:鍼灸
ebara / 2023年05月17日(水) 08:30
鵞足炎とは、半膜様筋と半腱様筋と内転筋、縫工筋の腱が集まって脛骨に付着する部分の痛みです。
膝の曲げ伸ばしした際に腱が大腿骨とこすれ、また腱同士の間でもこすれ合い、いわゆるオーバーユースで痛みがおこると言われています。
運動量を減らしても痛みが引かない場合は、自力では治り辛くなっているとも言えます。
筋膜は筋や腱だけでなく、骨の表面とも繋がりあっていますので、感作した骨膜まで施術する場合もあります。
鵞足炎に、ロキソニンのような炎症を強く止める薬が劇的に効かない事が多いのは、先日のブログに書いたように、炎症による痛みよりも筋膜性疼痛症候群(MPS)による痛みのほうが強い混合痛と考えられるからです。
トリガーポイント鍼施術は、筋膜や腱、骨膜に出来た感作した部分(過敏化した部分)に直接小さな傷をつける事で、血流の再開、感作組織を壊し正常組織への再生を促す作用により、痛みを抑える効果があると考えます。
・江原鍼灸整骨院.
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カテゴリ:鍼灸
ebara / 2023年05月15日(月) 06:47
腱鞘炎とは、指の腱鞘と呼ばれる部分が、何らかの原因で厚くなったり硬くなったりして、腱鞘を通る際に腱とこすれあい炎症が起こって痛みが出ているとされています。
使いすぎだけでなく、妊婦さんや更年期の女性に多いことから女性ホルモンも関係していると言われています。
炎症と言いながらも、ロキソニンのように炎症を強く止める薬が無効の方もおられます。
ロキソニンのような炎症を強く止める薬が効かない理由は、先日のブログに書いたように、炎症による痛みよりも筋膜性疼痛症候群(MPS)による痛みのほうが強い混合痛と考えられるからです。
鍼とは異なりますが、医療の現場でも体外衝撃波治療と言う腱炎などに、意図的に傷をつけ組織再生を図る治療法も存在します。
トリガーポイント鍼施術は、筋膜や腱、骨膜に出来た感作した部分(過敏化した部分)に、ピンポイントで小さな傷をつける事で、血流の再開、感作組織を壊し正常組織への再生を促す作用により、痛みを抑える効果があると考えます。
・江原鍼灸整骨院.
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
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カテゴリ:鍼灸
ebara / 2023年05月13日(土) 07:15
ある患者さんが、足が痛くなり病院を受診すると痛風の診断を受けたそうです。
そこで処方されたロキソニンが、劇的に効いたと感動されていました。
痛風の痛みは、炎症の5徴候がはっきりした痛みです。
炎症の5徴候は、発赤、熱感、腫脹、疼痛、機能障害の5つの徴候をいいます。
プロスタグランジンは、ブラジキニンによる発痛を増強させます。
ロキソニンは、プロスタグランジンの産生を抑制しますから、炎症の痛みによく効くはずです。
ロキソニンを飲んでも効かないのは、炎症が主な痛みの原因では無いからと考察されます。
こむら返りの痛みにロキソニンを飲んでも、効果が無いと言えば分かりやすいかもしれません。
ありふれているが、医療従事者の多くが知らない筋膜性疼痛症候群(MPS)と呼ばれる痛みは、痛風のような炎症性の痛みとは異なりますので、ロキソニンの効果は限定的です。
トリガーポイント、筋痛、筋膜性疼痛症候群(MPS)と呼ばれる痛みには、トリガーポイント鍼施術が効果を発揮します。
痛風画像
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カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2023年05月11日(木) 07:17
慢性化した痛みは脳に記憶され複雑化していきます。
残念ながら複雑化した痛みに対して、魔法のような薬や治療(施術)は存在しません。
長引く痛みとうまく付き合っていくには、痛いからできないと言う思考から、痛いけれども出来た!と言う思考へと変化させることが重要です。
行動に移すことが、痛みの悪循環から好循環にしていくことへ繋がります。
トリガーポイント鍼施術は、痛みを和らげ行動に移せる体をつくる為に有効な施術方法です。
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カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2023年05月09日(火) 08:12
漫才師のオール巨人さんは、5回目の首の手術だそうです。
未だに複雑化した症状を、首の骨の問題と考える医師の存在が居るからでしょう。
https://profile.ameba.jp/ameba/o-rukyojin1116/
手術を繰り返すたびに、複雑化していく痛みもあるはずです。
最初は単純な筋膜性疼痛症候群だったのかもしれません。
痛みは早く対応しないと複雑化します。
早期の筋膜性疼痛症候群(MPS)と言う痛みには、トリガーポイント鍼施術の効果が期待できます。
心療整形外科より画像転載 ⇒https://junk2004.exblog.jp/
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カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2023年05月08日(月) 07:56
脊柱管狭窄症は、自転車ならどこまでも行けるが、歩くとすぐに腰から下肢にかけて痛や痺れが出て立ち止まり、休憩し腰を伸ばすとすぐに楽になると言う症状です。
神経圧迫が痛みの原因と説明されますが、痛み学に照らし合わせると矛盾ばかりが目につきます。
自転車を漕いでいる間も脊柱管は狭窄したままですし、治癒した後も脊柱管は狭窄したままの状態です。
脊柱管狭窄症が原因と言われる痛みが、トリガーポイント鍼施術で良くなる理由は、脊柱管狭窄が原因で起こる痛みでは無く、筋肉(膜系)の痛みだからです。
トリガーポイント鍼施術で、脊柱管狭窄自体がどうにかなる訳ではありませんし、姿勢で痛みが変化するのも、筋肉(膜系)の痛みと考えれば合点がいきます。
排尿障害などの麻痺症状は、神経圧迫によって起こり得ますので、このような場合はトリガーポイント鍼施術の適応外となります。
また、閉塞性動脈硬化症による下肢痛の鑑別も重要です。
筋膜性疼痛症候群(MPS)と呼ばれる痛みは、ありふれているにも関わらず医療従事者の多くがその存在を知らず、椎間板ヘルニアなどと誤診されているケースがあります。
痛みは記憶されますので、長引く痛みの場合一定回数施術を行っても効果が無い場合は、慢性痛症、痛覚変調性疼痛と言う考えのもと、生活の質が上がるように治療戦略を立てることになるでしょう。
実際には、日本の痛み医療は欧米より20年遅れていると言われているだけに、慢性化した痛みは治療戦略を立てること自体が難しくなりますから、慢性化しないように痛みを我慢しないことが重要です。
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カテゴリ:鍼灸
ebara / 2023年05月02日(火) 08:00
腰椎間板ヘルニアで起こるとされる腰、臀部、下肢痛や痺れるような感じがして医科を受診すると、神経圧迫によるのもと言われることが殆どでしょう。
神経圧迫が痛みや痺れの原因と説明されますが、痛み学に照らし合わせると矛盾ばかりが目につきます。
腰の神経圧迫による痛みがトリガーポイント鍼施術で良くなる理由は、神経が押さえつけられたために起こる痛みでは無く、筋肉(膜系)の痛みだからです。
トリガーポイント鍼施術で、押さえつけられた神経がどうにかなる訳ではありません。
このような痛みを筋膜性疼痛症候群(MPS)と呼びますが、この痛みは、ありふれているにも関わらず医療従事者の多くがその存在を知らず、椎間板ヘルニアなどと誤診されているケースがあります。
排尿障害などの麻痺症状は、神経圧迫によって起こり得ますので、このような場合はトリガーポイント鍼施術の適応外となります。
痛みは記憶されますので、長引く痛みの場合一定回数施術を行っても効果が無い場合は、慢性痛症、痛覚変調性疼痛と言う考えのもと、生活の質が上がるように治療戦略を立てることになるでしょう。
実際には、日本の痛み医療は欧米より20年遅れていると言われているだけに、慢性化した痛みは治療戦略を立てること自体が難しくなりますから、慢性化しないように痛みを我慢しないことが重要です。
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ebara / 2023年05月01日(月) 08:51
首のヘルニアで起こるとされる首痛や、手が痺れるような感じがして医科を受診すると、神経圧迫によるのもと言われることが殆どでしょう。
ヘルニアだけでなく、首の骨の間が狭い、歪んでいる、骨棘が出ているetc すべて神経圧迫で説明されます。
強烈な首から上肢の痛みで、整形外科とペインクリニックを受診されていた患者さんがいました。
首のヘルニアの問題を指摘され、手術も視野に入れるように言われていたそうですが、痛みと不安で眠れることが出来ず心療内科を受診した際に、あなたの痛みはヘルニアでなく、筋膜性疼痛症候群(MPS)と呼ばれる痛みであると診断されたそうです。
その診断をもとにネット検索をし当院を受診されました。
その方は、数か月続いた強烈な痛みが三回のトリガーポイント鍼で寛解状態に至りましたが、同じ症状を訴えても全く違う診断が出ると言うのは、治療戦略も異なるわ訳ですから患者にとっては大きな問題です。
頚の神経圧迫による痛みがトリガーポイント鍼施術で良くなる理由は、神経が押さえつけられたために起こる痛みでは無く、筋肉(膜系)の痛みだからです。
トリガーポイント鍼施術で、押さえつけられた神経をどうにかできる事はありません。
細かな作業が出来ない、歩行が困難etc のような麻痺症状は神経圧迫によって起こり得ますので、このような場合はトリガーポイント鍼施術の適応外となります。
痛みは記憶されますので、長引く痛みの場合一定回数施術を行っても効果が無い場合は、痛覚変調性疼痛と言う考えのもとに痛みを取りきるより、生活の質が上がるように治療戦略を立てることになるでしょう。
実際には、日本の痛み医療は欧米より20年遅れていると言われているだけに、慢性化した痛みは治療戦略を立てること自体が難しいように思います。
それだけに、痛みを我慢しないで慢性化させないことが重要です。
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ebara / 2023年04月28日(金) 06:52
心療整形外科ブログより赤文字、画像は引用⇒https://junk2004.exblog.jp/33230470/
痛みは感覚神経であると言う観点から考えると、痛みは記憶される。
理論的には記憶されたものは消せないので、記憶される段階に至らないようにすることが大切だ。
痛みは我慢しない事が重要です。
トリガーポイント鍼施術は、筋肉を含む膜系の痛みに大きな効果を期待できる施術方法です。
初めて受ける方には少々ハードルが高いかもしれませんが、患者さん自身が気付いていない悪くなったところを探し出し、鍼で小さな傷をつける事で自然治癒を促す施術方法です。
傷をつけると聞くと恐怖を感じる方もおられるかもしれませんが、施術を受けた多くの人が痛気持ちいいと表現される施術です。
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ebara / 2023年04月27日(木) 08:03