痛みに関する話題を綴った日記です。
守屋徹先生が、ご自身のブログ「脳‐身体‐心」の治療室の記事、「膜系の治療」と腰が折れ曲がった急性腰痛患者の中で、エンドレスウェブとともに紹介してくださっている皮膚運動学。
読んでみたいと思います。
カテゴリ:読書
ebara / 2011年04月03日(日) 00:04
トリガーポイント・エクササイズに新しいメニューを加えるために、ゆるめてリセット ロルフィング教室をアマゾンで購入しました。
エンドレス・ウェブの中にもロルフィングの考え方は出てきます。
読み終わり次第、院の貸出本に追加します。
身体はユニット、テンセグリティと言うような考え方を抜きにしては語れませんね。
ブログ「脳‐身体‐心」の治療室の記事より。
http://mchiro.exblog.jp/8045355
http://mchiro.exblog.jp/10676644
カテゴリ:読書
ebara / 2011年03月23日(水) 09:13
加茂先生のブログ記事に、中枢性感作、末梢性感作の事が図入りでUPされていましたので、私も備忘録としてUPしておきたいと思います。
http://junk2004.exblog.jp/15061959/
慢性痛という病的な痛み
難しい用語が並んでいますが、要は痛みは放置する間に、痛みを伝える神経が歪んで通常起こり得ないような刺激にでも反応して、新たな痛みを引き起こしてしまう。
そして、脊髄や脳の中枢で痛みが起こりやすいソフトが出来あがってしまう。
また、抹消が過敏になり痛みの悪循環が出来上がる。
こんなところでしょうか?
ですから、慢性化させないためには、痛みの初期消火が重要になる訳です。
ただ、痛みを診るものが、旧態以前の考え方で痛みを訴える方に接している訳ですから、痛みを抱える人がどんどん増え続けている訳です。
また、診てもらう方も画像診断してもらわないと納得しないetc
上記の事柄が複雑に絡み、日本の痛み医療は欧米から20年以上遅れていると言う状態を作り出しているようにも思えます。
カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2011年03月19日(土) 08:29
先日、科学新聞社より送られてきたCHIRO-JOURNALの中に、私が尊敬する守屋徹先生のブログ「脳‐身体‐心」の治療室のカテゴリー内、痛み学 NOTE が数回に渡り特集として取り上げられています。
私も、いつもここで、おおいに学ばせていただいてもらっています。
今回は、下記のものが記事として取り上げられています。
①異所性発火(放電)
神経の損傷に伴う電気生理学的現象
②根性痛は本当に神経因性疼痛なのか
③ガーデンホース・セオリーで根性痛を説明できるか
備忘録として記事にしておきたいと思います。
記事を御覧になりたい方は、画像をクリックして拡大してください。
追記
守屋先生が、記事に訂正部分がある事をブログにUPしてくださいましたので、その部分を赤字でUPしました。
http://mchiro.exblog.jp/16047692/
記事の校正加筆
異所性興奮のキーワードは、何と言っても「発芽」や「神経腫」といった現象であろう。
「発芽」や「側芽」といった現象は、切断や傷害された末梢神経を修復する機転としての神経の伸長現象でもある。
「神経腫」は、末梢神経の切断によって近位端と遠位端に近い部位で軸索の崩壊が起こる変性である。
カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2011年03月12日(土) 00:16
先日、ロルフィングを学ぶために買ったボディーワク入門に、筋膜の構造について分かりやすく記載されていますので、参考までにUPします。
P32~33
画像をクリックして拡大していただくと、詳しく見ることが出来るはずです。
カテゴリ:読書
ebara / 2011年03月11日(金) 00:12
守屋徹先生が、ご自身のブログの中でで紹介下さった、エンドレス・ウェブと言う本を買いました。
http://mchiro.exblog.jp/15908092/
いつも、ブログのなかでトリガー、筋肉と言う言葉ばかり書いていますから、少し補足したいと思います。筋肉はそれぞれ名前が付けられていますが、単体で動くものではありません。
皮膚etcも当然動く訳です。
身体は下の画像は筋肉ですが、身体中が画像のように膜構造で繋がっていて、それぞれがうまく機能しています。
まるで綿菓子を割いたような感じですね。
手術や外傷 etc で身体の一部に制限が出来ると下の図のようになり、放置しておくと新たな制限が出来る事が容易に想像できます。
また制限があるところが、必ず患者さんが訴える痛みの場所と一致しないこともありますから、連鎖と言う事を頭の中に入れて治療をしたほうが効果があがる場合も多々あります。
言いかえれば、陰陽交差など遠隔治療で痛みが解除できても、なんら不思議でではありません。
アナトミートレイン、経筋治療と言う概念をうまく用いるのも一つの手では無いでしょうか?
私も時間を作って、じっくりもう一度上の三冊を読んでみたいと思います。
カテゴリ:読書
ebara / 2011年03月03日(木) 08:55
初学者の方にははよいかもしれません。解剖書としては、少し物足りない感じもありますが、どんな本にも新たな学びがあります。繰り返し読むことで、何かと繋がるときもあります。
カテゴリ:読書
ebara / 2010年12月29日(水) 13:46
ここ数カ月、デルマトーム図と言う検索ワードが上位に来ています。
m_chiro先生のブログ「脳‐身体‐心」の治療室で、デルマトームについて分かりやすく解説されていますので、紹介させて頂きたいと思います。
http://mchiro.exblog.jp/15659225/
「痛み学」NOTE35. 痛みの臨床的指標
デルマトームとは脊髄神経後根が支配する皮膚領域、つまり求心性の感覚神経の皮膚支配領域のことであるが、脊髄が形態的に分節構造を持っているわけではない。
したがって皮膚節の境界も曖昧なわけで、あくまでも機能的な分節が31対の脊髄神経支配で区分けしている。
当然のごとく、その境界に定説はない。極めて不確定である
臨床の現場では、腰椎の4番ー5番にヘルニアがあると指摘されているが、デルマトーム図と全く異なる部分に痛みを訴える患者さんがおられます。
そもそも、人間は身体症状と視覚が一致して、初めて明確にそこが痛い、痒いと認識できるのかもしれません。
例えば、蚊に腕を噛まれたとしましょう、腕なら噛まれた場所が目で見る事が出来ますから、ピンポイントでここが痒いと言えます。
これが、背中であれば見えませんから、この辺りが痒いと認識できますが、ピンポイントでここが痒いとは言えません。
しかし、人に蚊に刺された箇所を掻いてもらっうと、痒みのポイントが明確にります。
痛みは傷があると明確に視覚と一致できますが、そうでない筋筋膜性疼痛症候群(MPS)のようなものは、視覚と痛みが一致する事はありませんから、患者さんの訴えも、この辺りが痛いと言うような曖昧な訴えの方が多いように感じます。
そのような場合は筋の触診や問診、痛みが出る動作、楽になる動作などを聞きとり、悪い部分を割り出す必要があります。
しかし、それ以前に痛みを診る者が、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の存在を知らない、患者サイドも画像診断をして貰わないと安心しないと言う現実があります。
私が小学生だった35年前も痛みを訴えて病院に行けばレントゲン撮影→異常なし→様子をみる。
それが、35年経った今でも大きく変わっていません。
そして、痛みを抱える人が増えていると言う現状。
痛み治療に満足している患者さんは20%未満であると言う事も耳にします。
痛みは慢性化すると一筋縄で行かない場合が多いですから、現況では患者自身が賢くなるしかないのかもしれません。
カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2010年12月28日(火) 08:13