京都JR円町駅5分の江原鍼灸整骨院.は、トリガーポイント鍼灸・筋膜リリース専門院。ヘルニア、坐骨神経痛、むちうち、腰痛、膝痛の治療が得意
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治療室日記

痛みに関する話題を綴った日記です。

患者さんから、トリガーポイント鍼とトリガーポイント注射の違いについて尋ねられることがあります。
親交のある、大分の山下クリニックのWEBサイトに、その違いが分かりやすく書いてあります。

http://www.yamashita-painclinic.com/qa/より一部を抜粋します。

日本で行われているトリガーポイント注射

「圧痛点に局所麻酔剤あるいは局所麻酔剤を主剤とする薬剤を注射する手技」(圧痛点・・・指などで圧迫したときに強く痛みが出る点)

本当の「痛みの発生源」

患者さんが訴える痛みには、うずく痛み(安静痛)や体を動かした時の痛み(運動時)があり、これらの痛みを関連痛と呼びます。
関連痛は、筋病変(病的に変異した筋肉)の中に存在するトリガーポイントという部分から発生します。
ところが人の体とは不思議なもので、多くの場合痛みの発生源であるトリガーポイントは、患者さんが関連痛を感じる部分から離れた場所に存在するのです。
「患者さんが指先で示す痛みが一番強い部位」は、患者さんが自覚している関連痛の場所になります。
治療として注射を行わなければならない痛みの発生源であるトリガーポイントの場所を、患者さん自身は気づいていないのです。
関連痛の場所に認められるのは一般的に「関連圧痛」という痛みであり、つまりこの痛みを感じる点は「痛みの発生源」ではないので、ここに行われる注射は「トリガーポイント注射とは呼べませんし、一時的な鎮痛効果が認められたとしても、筋病変を改善させる効果は望めません。

 

 

まとめ

トリガーポイント鍼は、あなたの気づいていない病変部を探し出し、そこを治療する方法です。
圧痛点、または触診なしに、患者にマーキングさせて行う注射は、治療するべきトリガーポイント取り残している可能性がおおいにあり、似たような名前でも、別物の治療法であるとも言えます。

 

以前の記事⇒http://www.ebara-acupuncture.com/archives/1871

カテゴリ:鍼灸

ebara / 2016年12月06日(火) 08:43

お会いしたことはありませんが、TMSジャパンを介して、少しばかりご縁のある、鍼灸師の伊藤かよこ先生が、人生を変える幸せの腰痛学校と言う本を、この度出版されました。
色んな治療を試したが効果が無い方、時間が無くて治療を受けられない方 etc 腰痛でお悩みの方は、読んでみては如何でしょうか?

 

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カテゴリ:読書

ebara / 2016年11月20日(日) 08:03

下の論文には、鍼治療で重症の便秘が軽減する可能性があると書かれています。
個人的に鍼灸は、痛み以外の治療にも、まだまだ可能性のある治療法だと思います。

 

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「電気鍼治療」と呼ばれる現代式の鍼治療により、重度の便秘を緩和できる可能性があることが、新たな研究で示された。
この治療法は、機器を取り付けた細い鍼を皮膚の下へ挿入し、電気パルスを体内に送るものだ。
今回の知見は、難治性の便秘症患者に対して安全かつ有効な選択肢を提供するものだと、複数の専門家がコメントしている。
カルガリー大学(カナダ)カミング医学校消化器科臨床准教授のChristopher Andrews氏は、「このような代替療法は裏づけとなるエビデンスがないまま実施されていることが多いため、今回の厳密な検証は励みになるものだ」と指摘する。
本研究では、慢性的かつ重症の機能性便秘(内科疾患や薬剤などの原因がなく、排便回数が週2回以下の便秘)をもつ患者を対象とした。
患者1,075人を無作為に2群に分け、半数は腹壁の筋層に鍼を刺す治療を、残りの半数は鍼治療では効果がないと考えられている位置に浅く鍼を刺す「偽治療」を受けた(対照群)。

~中略~

8週間にわたる治療期間中、電気鍼治療群の31%に平均週3回以上の便通がみられたのに対し、対照群で同レベルの便通が得られたのは12%のみだった。

原著論文はこちら
Liu Z, et al. Ann Intern Med. 2016 Sep 13. [Epub ahead of print]
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27618593

 

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カテゴリ:鍼灸

ebara / 2016年09月30日(金) 08:10

吉田脩二先生の著書、感じる力 瞑想で人は変われると言う本は、ご自身の経験や精神科医としての立場などから、瞑想について書かれていて、興味深く読むことが出来ました。
脳の偏桃体と言う部分は、不安や恐怖が生まれる場所と言われています。
長引く痛みや、不定愁訴などを抱える人の脳は、偏桃体の過活動が大きく関わっているかもしれません。
瞑想は、偏桃体の過活動を抑制するのに効果的ですよ。

 

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カテゴリ:読書

ebara / 2016年09月19日(月) 07:32

痛みや不定愁訴は、症状を取り除くことに執着しすぎるよりも、視点を変えることで、症状が軽くなることがあります。
簡単に視点を変えることは、出来ないかもしれませんが、勉強と同じく繰り返し刷り込んで行く事で、自分のものに出来るはずです。
中村天風
さんの著書、運命を拓くを貸し出し書庫に追加します。

 

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カテゴリ:読書

ebara / 2016年08月15日(月) 15:34

この本も、先日ブログで紹介したケリー・マクゴニダルさんの著書です。
最高の自分を引き出す法は、アマゾンで、中古本で100円程で売っていました。
この本のような題名は、ともすれば自己啓発本の感じがして、あまり好きになれないのですが、こちらのブログでは、そんな題名の本ばかり紹介していますね。
いずれにしても、良くも悪くもイメージは重要ですし、そのイメージを決めるのは、自分のかけている色眼鏡が大きく関係していそうです。
最高の自分を引き出したとしても、私の最高など、たかが知れているでしょう。(笑)
DVD付きですので、寝付けない夜にでも見てみるつもりです。

 

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カテゴリ:読書

ebara / 2016年08月04日(木) 08:37

先日ブログで紹介したケリー・マクゴニダルさんの著書、スタンフォードの自分を変える教室をアマゾンにて、中古本1円(送料)で購入しました。
本の状態は、非常に良いでしたが、鉛筆で走り書きが多数ありました。
先日ブログで紹介した時より以前の、ストレスに対する考えの本のようですが、それでも、色々ヒントがありました。

 

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カテゴリ:読書

ebara / 2016年08月03日(水) 14:54

TMSジャパンからの医療情報です。

もう耳にタコができるほど繰り返していますけど、腰痛や坐骨神経痛だからといって安静に寝ていると、回復が遅れるばかりでなくさらに悪化する可能性もあり、時には命を落とす危険性すらあります。「腰痛には安静が第一」というフレーズをネット上から一掃したいものです。

■腰痛や坐骨神経痛に対して牽引を用いた安静臥床は無効だというエビデンスがあり、特に安静臥床には関節のこわばり、筋肉の衰弱、骨密度の低下、床ずれ、血栓塞栓症といった合併症を引き起こす危険性がある(★★)http://1.usa.gov/Jxsprd

 

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脂汗を流しながら動かしなさいと言う事ではありませんが、腰痛に限らず、慢性痛とよばれる痛みは、痛みを怖がらず動かすことが回復に繋がります。
ただし、スポーツ障害などのやりすぎによる痛みは休養が必要と感じます。
当院で行う施術は、痛みに大変効果的かつ重大な副作用が無い治療法ですから、長引く痛みでお困りの方に、お試しいただきたい治療法です。

 

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カテゴリ:医療情報

ebara / 2016年07月14日(木) 08:40

今まで、EFT関連の本を読みましたが、今回は、悩んだらタッピングと言う本の紹介です。
長引く痛みや不定愁訴でお困りの方は、自分でリセットできる方法を身につけておくと、症状の緩和に繋がるかもしれませんよ。

 

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カテゴリ:読書

ebara / 2016年06月07日(火) 07:54

慢性痛と言う長引く痛みには、筋肉や筋膜の抹消の問題だけでなく、脳の中の不安、恐怖、怒り、悲しみなどが生まれる扁桃体と言う場所が、過剰に興奮をして、ストレスホルモンが更に増えるために、痛みや不定愁訴が悪化すると言う悪循環に陥ると言われています。
その悪循環を止めるには、前向きな考えや、運動、皮膚接触 etc 側坐核を刺激することです。
それにより、ストレスに打ち勝つセロトニン、オキシトシンなどのハッピーホルモンが出ると言われています。
長引く痛みを打開するには、まずは、患者さん自身が考え方を変える必要があります。
それには、下の動画が参考になると思いますので、是非ご覧ください。
当院.は、体の治療だけでなく、不安や恐怖を少しでも小さく出来るように、情報発信も随時行っています。

 

 

 

カテゴリ:痛み痺れ

ebara / 2016年06月03日(金) 08:15