過去に治療を行った症例報告です。治療部位毎に経緯などをまとめています。左側のカテゴリ選択から治療部位を選択できます。
首の痛み(寝違え)で来院された10代男性の症例です。
右側を上にして、乳様突起後縁付近にエコーガイド下で鍼をした時の様子です。
白く写っているのが筋膜で、見辛いですが、中心でモゾモゾ筋膜を突いているのが鍼先です。
カテゴリ:首の痛み
ebara / 2015年10月28日(水) 07:22
首の痛みで来院された、40代男性の症例です。
右横になってもらい、エコーガイド下で鍼をした時の様子です。
白く写っているのが筋膜で、画面右上の方で、モゾモゾ筋膜を突いているのが鍼です。
その下に見える、黒い棒状のような塊が、第二肋骨です。
鍼先が肋骨を越えると肺があるので危険ですが、エコーで確認しながら安全を担保していますので、一般的に危険と言われる部位にも鍼をすることが可能です。
下記は同じ動画ですが、スマホで撮影してUPしていますので、時間は長いですが画像は粗いです。
カテゴリ:首の痛み
ebara / 2015年10月26日(月) 12:33
数か月前に、野球の試合で帰塁する際に右肩を痛めた10代男性の症例です。
可動域制限はありませんでしたが、外転110度付近で、肩峰端のやや前方に違和感が残ったままと言う訴えでした。
筋肉で言うと、三角筋の中部繊維です。
ブラインドで、トリガーポイント鍼灸をしたところ、随分楽になったようですが、スッキリしないと言う感じでしたので、違和感のある動作を取ってもらい、超音波エコーガイド下筋膜リリース鍼をしてみました。
エコーで白く写し出されたところに鍼が当たると、私の悪い所は、そこ!と言う反応がありました。
動作確認をしてもらうと、違和感の消失を確認できました。
カテゴリ:肩の痛み
ebara / 2015年09月25日(金) 20:08
著効例ですが、椎間板ヘルニアに、トリガーポイント鍼灸・筋膜リリースが効いた症例です。
50代男性のAさんは、一月くらい前から左の坐骨周囲が痛み出し、そのうち良くなるだろうと放置しておいたら、まともに立っていられなくなりました。
さらに、左のふくらはぎが、すぐに攣るようになり、まともに100メートル歩けなくなり、病院を受診。
MRI検査の結果、第4~5腰椎の椎間板ヘルニアと診断され、手術するほどのヘルニアでも無いのでと、経過観察になったそうです。
地元の鍼灸院、整骨院などで治療するも改善の兆しなく、インターネットで検索され、片道3時間かけて来院してくださいました。
除外診断も済んでいたとことから、筋膜性疼痛症候群(MPS)と考え、治療を開始。
運動考察では、腰の屈曲、伸展がうまく機能しておらず、ややお尻を引いた、お年寄りのような姿勢でしたので、まずは、腰の伸展・屈曲ができるように、トリガーポイント鍼灸・筋膜リリースを、腰、臀部の赤いマークを中心に行いました。
二回目に来院された時には、ふくらはぎの攣りもなく、8割ほど症状は良化しましたと、笑顔でお話ししてくださいました。
二回目の治療は、前回よりも細部に拘って、腰、臀部、下腿の筋肉の感作部位を探し出し、トリガーポイント鍼灸・筋膜リリースを行いました。
治療後、症状が更に楽になったことを確認し、遠方と言う事もあり、略治とした症例です。
カテゴリ:症例報告
ebara / 2015年07月31日(金) 12:49
50歳代男性の患者さんの症例です。
仕事上、腕をよく使うためなのか?
今年の春先から肘の周りが痛くなり、我慢しているあいだにタオルも絞れないくらいに悪化。
整形外科では、ゴルフ肘やテニス肘のようなものと診断され、痛み止めの薬とシップが処方され、電気治療にしばらく通っていたが、痛みに変化がなかったそうです。
初診時、肘を伸ばすこと(痛みで)が出来ないのが、一番困ると言う訴えでした。
指伸筋、肘筋、本人が自覚しておられなかった三頭筋の内側頭にも、たくさんの活性化したトリガーポイント」が見つかりました。
一回目の治療直後から、肘の伸展が楽にできるようになりました。
初診の一週間後、二回目の治療直後に動作時痛などを確認してもらったところ、外側上課部の圧痛は残っていましたが、動きに関しては、どの動きも問題なく出来るという事を確認しましたので、略治とした症例です。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
カテゴリ:手・腕の痛み
ebara / 2015年07月01日(水) 07:46
酔って、転倒して手を着いた際に手関節を痛め、MRI検査の結果、TFCC(三角繊維軟骨複合体)損傷と診断され、3ケ月装具で固定をしていた40歳代男性の症例です。
3ケ月経っても、痛みがマシになるどころか、装具で固定をしていた為か?
右前腕から右肩全体までが痛くなってきたそうです。
医師は、痛みが取れないなら手術しかないと勧めるそうですが、手術をしても、完全に痛みが消えることも無いと言う説明だそうです。
6月中に手術をするかどうかを決めて、返事をしないといけないそうですが、そのような説明を受けると余計に不安になり、鍼灸、整体、高価な健康食品まで、良いと聞けばすべて試したそうですが、痛みに変化は無かったそうです。
私の院には、知り合いの紹介で来院され、前腕の回外動作が特に制限されていました。
前腕の伸筋、屈筋、手関節の靭帯にトリガーポイント鍼灸・筋膜リリース治療を加えました。
3回目治療後には、最初の痛みを10としところ3までに良化(VAS 10→3)したと、ご丁寧にお電話で連絡をいただきました。
その後、肩回りの治療も加え、約1ケ月の間に6回の治療で、手術をする必要もない、寛解と言える状態にまで回復されたので、略治とした症例です。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
カテゴリ:手・腕の痛み
ebara / 2015年06月29日(月) 07:55
40歳代の女性の患者さんの症例です。
趣味で始めたマラソンだそうですが、今では、人生の大半をマラソンにつぎ込んでいると言うくらい、熱を入れておられる市民ランナーです。
既往歴は、数年前にアキレス腱を痛め、その時は、本格的に走れるまで一年以上かかったそうです。
今年の初めころに、更なるタイムアップを求め、新しいトレーニングをメニューに加えたところ、右膝に痛みが出てきたそうです。
それでも、だましだまし練習していたそうですが、これ以上は、流石に厳しいと感じ病院を受診。
病院では、ランナー膝(腸脛靱帯炎)と診断され、痛み止めとシップの処方。
安静を言い渡され、リハビリに通院していたそうですが、全く良くならず、インターネットで検索され来院されました。
患者さんは、同じ症状に苦しめられているランナー仲間の情報から、最低半年は、まともに練習もできないし、走れないと覚悟していたと言うお話でした。
下の図の赤いマークにあるような、臀部や大腿、下腿を中心に、2週間の間に4回のトリガーポイント鍼灸・筋膜リリース治療を行いました。
5回目の治療に来院された時に、4回目の治療後に30キロを走り込み、それとは別メニューで、追い込むようなトレーニングをしたけれど、膝に痛みを感じることもなく走れ、トレーニングも出来たと言うお話でしたので、略治とした症例です。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
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カテゴリ:膝の痛み
ebara / 2015年06月25日(木) 07:54
Aさん(40歳代 男性)は、4ケ月前に交差点で停車中に追突され、病院を受診。
そこでは、頸部捻挫で全治一週間の診断で、週に何回かリハビリに通院していたそうです。
症状は、軽い首の違和感から始まり、次第にフワフワした眩暈、強度の眼精疲労、気分の低下、吐き気 etc 不定愁訴も加わって来たそうです。
そこで、インターネット色々検索するうちに、自分の症状が、トリガーポイントの治療でなんとかなるのではと思い、来院されました。
問診で、不定愁訴は、交通事故との因果関係がはっきりしないと言う事で、保険会社との話し合いもうまくいかず、それが更にストレスとなっていると言うお話でした。
むちうちだけでなく、首周囲の活性化したトリガーポイントは、痛み以外に、様々な不定愁訴と呼ばれる、不快な症状と関係していると言われていますが、医療従事者の多くが、その事実を知りません。
今回は、首、背部以外に、右の胸鎖乳突筋、右の側頭筋、右の外側翼突筋のトリガーポイントを中心に治療しました。
最終的に、8回のトリガーポイント鍼灸・筋膜リリース治療を行ったところ、不定愁訴も首の違和感も、ほとんど気にならないくらいに良化したので、略治とした症例です。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
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カテゴリ:自律神経失調症 その他の症状
ebara / 2015年06月24日(水) 12:50
著効例ですが、60歳代女性の患者さんの症例です。
主訴は、今年の初めころから、足裏が歩くと痛くなり、放置している間にだんだん酷くなり、痛みだけなくシビレも加わり、数百メートルも歩くと痛くてたまらないと言う事でした。
かかりつけ医には、足根管症候群かもしれないが、取りあえず悪い病気ではないので、暫く様子を見ましょうと言われたそうです。
様子を見ていても、痛みやシビレに変化が無いので、知り合いの紹介で、右京区花園方面から来院されました。
確かに、足の裏のシビレは、世間で言うところの、足根管症候群と呼ばれる病態に似ていましたが、主訴は、あくまで痛みです。
屈筋支帯を中心に、ミオラブを使って丁寧に処理して様子を見てもらったところ、次の来院時のお話では、かかりつけ医の帰り道、約2キロの道のりを歩いたけれど、痛みもシビレも出なかった言うお話でしたので、痛くなれば、また来てくださいと言って、略治とした症例です。
画像が、治療に使用したミオラブです。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
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カテゴリ:その他の痛み
ebara / 2015年02月24日(火) 20:30
約一月前に突然右膝に激痛が走り、歩くこともままならなくなった50歳代女性の患者さんの症例です。
整形外科を受診され、レントゲン検査の結果から変形性膝関節症から来る炎症と診断されたそうです。
治療の方は膝に水が溜まっていることもないので、電気などを患部にあて、筋力強化のために運動療法をしましょうと言う事で、暫く通院していたそうですが、思うような結果が出ず来院されました。
来院時、既に除外診断が済んでいたことから、筋膜性疼痛症候群(MPS)による痛みと判断して、右膝の内側広筋を中心に、トリガーポイント鍼灸をしたところ、自宅まで数キロの道のりを歩いて帰れるまでに回復され、四回目の治療で寛解と言える状態になりましたので略治とした症例です。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
カテゴリ:膝の痛み
ebara / 2015年02月05日(木) 15:58