二十代女性のAさんは、職場のストレスが多く、絶えず肩から首にかけて力が抜けず、寝ているときの歯ぎしりも強いそうです。
最近では、常時右顎に痛みがあり、受診した歯科医院で、顎関節症による痛みなのではと、大学の口腔外科を紹介されたそうです。
インターネットで検索する間に、筋膜性疼痛症候群(MPS)、活性化したトリガーポイントと言う痛みがあることを知り、江原鍼灸整骨院.を受診されました。
念のため、超音波エコー検査を行いましたが、問題は無く、問診などから、ストレスと関係が深い、筋膜性疼痛症候群(MPS)、活性化したトリガーポイントでは無いかと考え施術に入りました。
咀嚼筋、首や肩の首や肩の活性化したトリガーポイントだけでなく、副交感神経の活動を優位にする為の鍼も同時に行いました。
二カ月の間に六回の施術で、顎の痛みや肩こりは、気にならないくらいに良化しました。
また、顔の鍼をすることによって、肌の艶が良くなり、化粧のノリが良くなったと言う、美容効果もあったそうです。
ストレスと関係が深い、筋膜性疼痛症候群(MPS)、活性化したトリガーポイントであること、美容効果もあった事から、Aさんの希望で、一月に一回のペースで、様子を見て行くことになった症例です。
その他の施術例⇒http://www.ebara-acupuncture.com/archives/category/case_report
赤いマークを中心に施術
★下の動画は、エコーガイド下鍼の動画ですが、今回の症例とは関係がありません。
また、すべての患者様に、エコーガイド下でのトリガーポイント鍼を行う訳ではありません。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
カテゴリ:その他の痛み
ebara / 2017年10月28日(土) 07:30
40歳代男性は、左足首を捻挫し病院を受診、レントゲン検査では、骨折は認められなかったそうですが、痛みが酷く歩けなかったので、最初の数日間は車椅子、その後は装具で足首を固定し、松葉杖を使って生活をしていたそうです。
病院では、装具を外した後は、リハビリの必要もないので通院は不要、運動も特に制限はなく、今まで通りに行ってもよいという許可が出ていたそうです。
今回、マラソン大会の出場にあたって練習を再開すると、捻挫した痕が痛み出し、まともに練習できないと言うお話でした。
超音波エコーで患部を観察すると、骨の稜線が不明瞭になっている部分がありましたが、同部位に圧痛はなく、陳旧性のものと判断しました。
外果周囲の(外くるぶし)靭帯部や、装具で足首を固めていたために、硬くなってしまっていた前脛骨筋や腓骨筋に、施術を加えたところ、二回の施術で痛みなく、練習が再開できるまでに良化したので、略治とした症例です。
超音波エコーでは、ケガをした部分に骨の不整列(陳旧性)の痕が診てとれました。
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ebara / 2017年02月15日(水) 08:50
40代男性のAさんは、何の前触れもなく胸の痛みを感じるようになり、病院で、血液、心電図、レントゲン、CTなど検査をしたけれど、原因不明と言われていました。
初診時、第3、4肋軟骨の胸骨付着部にジャンプサインを呈していましたが、最終的に、背部に施術を加えたところ、寛解となった症例です。
背部深部の治療は、解剖学的知識、熟練した鍼の操作ができないと、気胸を生じさせる可能性があります。
当院では、超音波エコーを使い、安全を担保しながら、いままで治療することが難しかった部位への、施術を行っています。
動画が短くて見辛いかもしれませんが、、第6肋骨の高さで最長筋の上から、超音波エコーで観察した様子です。
身長180センチ 体重100キロ超。
約3.5センチ下で、チラチラ動いているのが胸膜です。
身長145センチ 体重42キロ。
約2センチ下で、チラチラ動いているのが胸膜です。
注:診断は医師にしかできませんので、上記記事は判断となります。
また、すべての患者様に、超音波エコー観察を実施するわけではありません。
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カテゴリ:その他の痛み
ebara / 2016年08月10日(水) 07:32
30代男性のAさんは、3月の終わりにテニスをした翌日から、歩くと左のアキレス腱が痛くなりだし、しばらくしても痛みが引かないので、整形外科を受診したそうです。
そこで、レントゲンを撮り、骨の異常はないのでアキレス腱周囲炎と診断され、薬とシップが処方、週に2~3回の頻度で、患部に電気を充て、マッサージをしてもらいに通院していたそうです。
しかし、痛みは楽になるどころか徐々に強く、歩くのも困難になり、知人の紹介で、当院を受診されました。
アキレス腱を丁寧に触診すると、硬くなった部分にジャンプサインがあり、そこをエコーで観察すると、ジャンプサインの更に下の組織に、赤く写る炎症反応と考えられるようなものが観察できました。
さらに、足関節を動かしてもらいながら、アキレス腱をエコーで観察すると、アキレス腱下の組織の滑りが、健側と比べると著しく悪くなっている事も観察できました。
Aさんは、施術を加えると同時に、自宅で行うセルフメンテナンスを合わせて指導した結果、早期にテニスをできるまでに回復した症例です。
PS アキレス腱炎と呼ばれる痛みに、鍼灸や、徒手療法は有効な手段ですが、やみくもに炎症部位を刺激すると、腱を傷つけたり、痛みが酷くなる可能性があります。
それを防ぐには、炎症性の痛みなのか?そうでない痛みなのか?腱の状態は問題ないのか? etc
エコーで患部を観察や、問診、触診を丁寧に行い、細かく病態を把握することが重要です。
白い矢印がアキレス腱、その皮下8ミリ~16ミリ、赤い矢印の先の色が付いている部分が、炎症を起こしていると考えらる部分です。
注:診断は医師にしかできませんので、上記記事は判断となります。
また、すべての患者様に、超音波エコー観察を実施するわけではありません。
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ebara / 2016年08月09日(火) 07:47
20代男性のAさんは、今年に入ってから、歩くたびに右足の土踏まずが痛くなり、大好きなフットサルも出来なくなったそうです。
近くの病院で、MRI検査などの結果から、足底腱膜炎と診断を受け、理学療法士さんのもとで、リハビリに励んでいたそうです。
しかし、数ヶ月通院するも、一向に良くなる兆しがないので、インターネットで検索され、当院を受診されました。
足底部の圧痛部を超音波エコーで観察をして、炎症などの異常が無いことを確認し、施術の適応症と考え、下腿の筋やアキレス腱付着部、足底腱膜などを施術しました。
一度きりの来院で経過がわかりませんでしたが、数日前に別件で来院してくださった際に、一度の治療で寛解状態となり、その後、足底の痛みは出ていないと言う報告を受けました。
著好例ですが、症例として追加いたします。
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ebara / 2016年06月20日(月) 13:43
60歳代男性のAさんは、去年の夏頃に左臀部から大腿にかけて、帯状疱疹を患ったそうです。
その後、帯状疱疹後神経痛と呼ばれる症状で、薬も注射も効かず、左臀部と下肢の痛みとシビレが続き、睡眠も途切れ途切れで、仕事も休む事が多いと訴えられ来院されたのが、1月の終わり頃でした。
帯状疱疹後神経痛に、当院で行う施術が、効果があるかどうかは不明な事を納得していただき、Aさんの治療法が現在手詰まり状態である事、他に重篤な疾患が考えにくい事などから、5回の治療をメドに治療を始めました。
赤いマークの活性化したトリガーポイントを中心に、5回の治療終了時には、痛みやシビレが大幅に改善し、長時間座業となる仕事にも復帰され、一ヵ月半の間に7回の治療を以って略治とした症例です。
下の動画は、今回の症例とは関係ありませんが、エコーガイド下筋膜リリース鍼の様子です。
★全ての患者様に、エコーガイド下筋膜リリース鍼を行うわけではありません。
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ebara / 2016年03月27日(日) 17:00
数か月前に、40代女性のAさんが、車で片道数時間かけて来院されました。
主訴は、20代のころから、悩まされ続けている緊張型頭痛です。
今迄、色々な治療を試してこられたそうですが、思うように緊張型頭痛の症状は、改善しなかったそうです。
首や顔面のトリガーポイントの治療を二回施術したましたが、その後、来院されなかったので、経過がわかりませんでした。
先日、二ヶ月ぶりに来院され、この二ヶ月の間、一度も緊張型頭痛に悩ませられることなく過ごすことができ、今回は、メンテナンスのつもりで治療に来ましたと、うれしい報告を聞かせていただくことができました。
赤いマークのところが、治療ポイントとなります。
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ebara / 2016年01月26日(火) 12:58
10代女性の陸上競技選手の症例です。
夏ごろ膝の半月板損傷で手術をしてから、フォームが崩れたのか?
違和感を抱えたまま練習を再開したようですが、走るたびに大腿の前面に痛みが出て走れないと言う訴えで来院されました。
スポーツ選手の訴えは、シビアな要求も多く、大腿直筋の筋腱移行部のみに圧痛がありました。
大腿直筋の筋腱移行部から鍼を刺入していくと、中間広筋との境界で、あ~そこ!と言う反応がありました。
その後、動作で痛みが良化していることを確認してもらい、略治とした症例です。
脚の症状でお困りの方に、トリガーポイント鍼灸・超音波エコーガイド下鍼・筋膜リリースが、お役に立てるかもしれません。
画面の中央下の白い筋膜に鍼が当たると、あ~そこ!と言う反応がありました。
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ebara / 2015年12月24日(木) 20:17
著効例ですが、60歳代女性の患者さんの症例です。
主訴は、今年の初めころから、足裏が歩くと痛くなり、放置している間にだんだん酷くなり、痛みだけなくシビレも加わり、数百メートルも歩くと痛くてたまらないと言う事でした。
かかりつけ医には、足根管症候群かもしれないが、取りあえず悪い病気ではないので、暫く様子を見ましょうと言われたそうです。
様子を見ていても、痛みやシビレに変化が無いので、知り合いの紹介で、右京区花園方面から来院されました。
確かに、足の裏のシビレは、世間で言うところの、足根管症候群と呼ばれる病態に似ていましたが、主訴は、あくまで痛みです。
屈筋支帯を中心に、ミオラブを使って丁寧に処理して様子を見てもらったところ、次の来院時のお話では、かかりつけ医の帰り道、約2キロの道のりを歩いたけれど、痛みもシビレも出なかった言うお話でしたので、痛くなれば、また来てくださいと言って、略治とした症例です。
画像が、治療に使用したミオラブです。
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ebara / 2015年02月24日(火) 20:30
今月の初旬に、何をした覚えもなく、口を開けようとすると左顎に痛みが走り、それ以上は、口を大きく開けることが出来なくなった20歳代前半の男性が来院されました。
この方は、最初に口が開けられなくなった時に歯科へ行き、顎関節症なので、しばらく噛み合わせの治療をしながら様子を見て、改善しなければ口腔外科を紹介しますと言われたそうです。
しかし、口が大きく開けられず噛み合わせの治療も出来ないので、インターネットで検索されて受診されました。
来院時は、口を開ける動作でだけでなく、下顎を前に引き出す動作も全くと言ってよいほどできませんでした。開口に関係する筋肉だけでなく、口を閉じるための拮抗筋も同時に治療をしました。具体的には、咬筋、外側翼突筋、内側翼突筋、側頭筋、顎二腹筋の中に出来たトリガーポイントも同時に、1番鍼と言う細い鍼での治療を行いました。
一回目の治療で、下顎を前に引き出す事は、すぐに出来るようになり、口も完全に開けることはできませんでしたが、開口時の痛みが少し残る程度になりました。同じ治療を二回行った時点で、来院時の主訴は寛解しましたので、略治とした症例です。
カテゴリ:その他の痛み
ebara / 2014年08月22日(金) 08:27