膝の痛みを訴え、当院での施術を希望され来院された、70歳代女性の症例です。
主訴は、9月から左膝に痛みが出だし、かかりつけの内科医に老化と言われ、皮内鍼を貼って貰っていたそうですが、痛みは酷くなるばかりだそうです。
一目見ただけで、膝が腫れているのが分かりましたので、患部を超音波エコーのモニターを見ながら、患者さんと一緒に観察しました。
診断は、医師にしかできませんが、関節に水が溜まっている状態を可視化する事で理解していただき、今の状態は、当院での施術を治療の第一選択肢にするべきでないと言う事を納得していただき、整形外科を受診していただきました。
当院では、患者様の病態を細かく観察し、適応外の疾患は、ご希望があれば医療機関を紹介いたします。
右の健側と比べると、左の患側の黒い部分が、明らかに大きいのが分かると思います。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
カテゴリ:膝の痛み
ebara / 2015年12月21日(月) 12:34
膝裏外側(大腿二頭筋)の痛みで来院された30代男性の症例です。
エコーガイド下で、大腿二頭筋に鍼をした時の様子です。
画面の矢印の上付近でモゾモゾ動いているのが鍼先です。
鍼治療がが初めてで不安を感じておられたために、エコーの画面を見てもらいながら治療をしました。
画面で、鍼が白く写し出された筋膜に当たるとズーンと来る感じを見てもらい、治療後、痛みが軽快していることを確認していただくことができました。
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カテゴリ:膝の痛み
ebara / 2015年11月05日(木) 20:42
40歳代の女性の患者さんの症例です。
趣味で始めたマラソンだそうですが、今では、人生の大半をマラソンにつぎ込んでいると言うくらい、熱を入れておられる市民ランナーです。
既往歴は、数年前にアキレス腱を痛め、その時は、本格的に走れるまで一年以上かかったそうです。
今年の初めころに、更なるタイムアップを求め、新しいトレーニングをメニューに加えたところ、右膝に痛みが出てきたそうです。
それでも、だましだまし練習していたそうですが、これ以上は、流石に厳しいと感じ病院を受診。
病院では、ランナー膝(腸脛靱帯炎)と診断され、痛み止めとシップの処方。
安静を言い渡され、リハビリに通院していたそうですが、全く良くならず、インターネットで検索され来院されました。
患者さんは、同じ症状に苦しめられているランナー仲間の情報から、最低半年は、まともに練習もできないし、走れないと覚悟していたと言うお話でした。
下の図の赤いマークにあるような、臀部や大腿、下腿を中心に、2週間の間に4回のトリガーポイント鍼灸・筋膜リリース治療を行いました。
5回目の治療に来院された時に、4回目の治療後に30キロを走り込み、それとは別メニューで、追い込むようなトレーニングをしたけれど、膝に痛みを感じることもなく走れ、トレーニングも出来たと言うお話でしたので、略治とした症例です。
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ebara / 2015年06月25日(木) 07:54
約一月前に突然右膝に激痛が走り、歩くこともままならなくなった50歳代女性の患者さんの症例です。
整形外科を受診され、レントゲン検査の結果から変形性膝関節症から来る炎症と診断されたそうです。
治療の方は膝に水が溜まっていることもないので、電気などを患部にあて、筋力強化のために運動療法をしましょうと言う事で、暫く通院していたそうですが、思うような結果が出ず来院されました。
来院時、既に除外診断が済んでいたことから、筋膜性疼痛症候群(MPS)による痛みと判断して、右膝の内側広筋を中心に、トリガーポイント鍼灸をしたところ、自宅まで数キロの道のりを歩いて帰れるまでに回復され、四回目の治療で寛解と言える状態になりましたので略治とした症例です。
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ebara / 2015年02月05日(木) 15:58
去年の暮も押し詰まった頃に、右膝の痛みで足を引きずり、杖をつきながら来院された、60歳代女性の患者さんの症例です。
膝が痛くなる一か月くらい前に、かかりつけの内科医に、持病のためにも運動をするように指導され、頑張ってウォーキングをしている間に、徐々に右膝が痛くなってきたそうです。
そこで、整形外科を受診したところ、レントゲンなどの検査の結果から、変形性膝関節症から来る痛みと診断され、ロキソニンとモーラステープが処方されたそうです。しかし、ロキソニンを飲んで、モーラステープを貼って安静にしていても、更に痛みが強くなり、台所で立っていることも出来なくなったそうです。
膝に腫れも無く、筋膜性疼痛症候群と判断して治療を開始し、内側広筋や鵞足、半腱・半膜様筋を中心に、一か月の間に5回のトリガーポイント鍼灸治療を行ったところ、痛みが完全に消失し、日常生活に支障がなくなったので、略治とした症例です。
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ebara / 2015年01月28日(水) 07:42
去年の秋ころから、両膝を中心とした脚の痛みで、仕事を休職されてた40代の男性の症例です。
病院では、膝内症と言う診断で、電気治療とリハビリに通っていたそうですが、症状の改善が見られなかったそうです。仕事は、長時間の立ち仕事で、立っていると、両膝を中心に両大腿、両下腿と移動するように痛くなるが、横になっていると痛みは起こらないと言うお話でした。
元々、腰痛も若い頃からあったそうで、広範囲の筋膜性疼痛症候群と判断し、膝周り、殿部、腰部、下腿など、触診と鍼の反応を見ながら、治療を開始しまた。
約一ヶ月半の間に7回の治療終了時点で、右脚の痛みはほぼなくなり、左脚の痛みは。初診時10⇒2に良化。遠方からの来院ということもあり、略治とした症例です。
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ebara / 2015年01月15日(木) 07:51
70歳代の女性の患者さんの症例です。
1週間くらい前から左膝が痛み出し、膝の専門医を受診したところ、変形性膝関節症で直ぐに手術が必要と診断されたそうです。
痛くなるまでは、正座もできていたそうですから、レントゲン上で変形はしていても、痛くなる前から、関節の機能が失われていると言う事でもなさそうでした。
結論から言うと、内側広筋付着部を中心に、三回のトリガーポイント鍼治療で、痛みがなくなり正座できるまでに寛解しました。
手術が必要と言われるくらい膝が変形している方もおられるでしょうが、その約二倍の方に、同じくらい(またはそれ以上)膝が変形していても、膝の痛みながないと言うデーターもあるそうですから、変形と痛みを直ぐに結びつけることはできませんね。
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ebara / 2014年11月28日(金) 20:40
ある競技をされている40歳代の男性の患者さんの症例です。
症状は、数ヶ月前に腸脛靭帯炎と診断され、放置していたら良くなったそうですが、今回は痛みがなかなか良くならないので、知り合いに紹介されて、来院されました。
主訴は、膝の外側が痛く、特に青いマークのところを押すと飛び上がるくらいに痛むというお話です。
ただし、この部分は、関節裂隙と言って、筋肉がない場所です。
敢えて言えば、膝蓋下脂肪体と呼ばれる部分です。
解剖学的な知識がないまま、単に患者さんが痛いと訴える圧痛に深く鍼をすれば、関節内に鍼が入り、感染のリスクを伴う可能性があるので注意が必要です。
まずは、青いマークの痛みは、関連圧痛と考え無視し、触診などから腸脛靭帯の裏側の外側広筋が、局所の大きな問題と考えました。
施術後、青いマーク部分の圧痛は消えたので、やはり、関連圧痛と解釈できる症例です。
分かりやすく言うと、患者さんが訴えた青いマークの痛みは、そこが、痛みの原因では無かったという事です。
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ebara / 2014年02月24日(月) 20:15
30歳代の男性の患者さんが、インターネットを見て来院してくださいました。
数か月前より、右の膝が一日の中で幾度か刺すように痛む時があり、痛みのために思わずうずくまってしまうことがある。とくに動かした時などで痛みが誘発される訳ではないと言うお話しでした。
前医では、膝に水が溜まっているわけでもなく、レントゲン検査等異常もないので、半月板損傷とも考えにくいので、湿布と痛み止めで様子をみましょうと言う事だったそうです。
問診、触診、視診から異常なし。炎症性疾患などの除外診断も済んでいるので、筋、筋膜性疼痛症候群による痛みと判断し、トリガーポイント鍼治療をすることにしました。
入念に膝周りを触診すると鵞足部にトリガーポイントが見つかりました。
鵞足部に鍼を打つと外側広筋に関連痛が出ましたので、もう少し罹患筋を探しながら治療をしたいところでしたが、初めての鍼治療と言うことで過剰刺激にならぬように、初回は鵞足部に鍼を数本と手技を加え様子を見てもらいました。
二回目は膝全体に10本と手技療法。
三回目も膝全体にもう少し本数を増やして治療を進めました。
三回の治療で来られなくなったので、経過が分かりませんでしたが、先日、刺し込むような膝の痛みが、三回目の治療後から全く起こらなくなったので、これで様子を見ていきますとお礼の電話をいただきました。
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ebara / 2013年09月03日(火) 08:17
ラグビーをされている20歳代の男性の患者さんが、左膝の痛みを訴えて来院されました。
二週間前に、競技終了後から膝に違和感を覚え徐々に悪化。競技中の横の動きが困難、深く曲げることも困難。
これだけ運動制限があっても、膝の内側なのか?外側なのか?真ん中なのか?前側なのか?後ろ側なのか?痛みが出る箇所がわからないそうです。
患者さんから得た情報、触診、鍼の反応を組み合わせ、その都度動作の改善を確認しながら、大腿二頭筋の中央の治療⇒外側広筋⇒大腿二頭筋の下部、最終的に3セットを行いましたが、一回の治療で、ほぼ、訴えられる症状は無くなりました。
以前の私なら、半月板損傷を強く疑ったかもしれません。私個人は、半月板損傷が機能の失調に大きくかかわる場合は、膝痛の要因になると考えています。しかし、高齢者の場合ですが、手術が必要と言われるくらいの半月板損傷が、膝の痛みを感じない方の半数に見られるという統計から見ても、まっさきに考える必要はないと思います。現に、
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ebara / 2013年04月24日(水) 07:43