40歳台の男性の患者さん。
昨日、首から肩甲骨内縁、上肢にかけて、激しい痛みを訴えて来院されました。
海外勤務が続いているようです。
突然、火曜日から激しい痛みに襲われて、近くの整形外科を受診されました。
レントゲン検査で、下部頸椎の椎間板変性で神経が圧迫されているのが原因と言われ、湿布と痛み止めが処方されているようです。
下部頸椎の変性を指摘される患者さんは多いと思います。
元々、下部頸椎においては、前屈、後屈運動の主となる関節なので、加齢減少で椎間板の厚みが、第3,4頸椎より少なくなるのは、ある意味当然の事でしょう。
頸椎の前湾が無いと言う指摘を受ける患者さんも多いと思いますが、これもいくらでも見られもので、気にする事は無いと思います。
番長自身、頸椎の前湾は殆どありません。
赤い印は痛みを訴えられている個所です。
菱形筋、棘下筋、肩甲挙筋を中心に簡単な鍼治療をしました。
昨日のブログでも取り上げてますが、敢えていつもより、細めの鍼を使用しました。
結果は、治療直後は、ほぼ症状は無くなりました。