右顎の関節の痛みを訴え来院された40歳代前半の女性の患者さん。噛み合わせなどの治療をしたにもかかわらず、一向に顎の痛みは変わらず、インターネットで、当院のWEBサイトを見て来院してくださいました。(掲載許可承諾済み)
顎の咀嚼に関係する筋肉と首にトリガーポイント鍼を、一週間に一回の頻度で三回行いしました。前回の治療から一週間経過した昨日、再度治療に来てくださいました。
経過をお聞きすると、最初の痛み10⇒2と痛みが随分和らいだだけでなく、洗顔する時にトリガーポイント鍼を受けた右顎のラインが、左顎よりも腫が取れスッキリしていることを実感し、期待していなかった美容効果まで感じる。
おまけにパソコン作業が多く、夕方になると毎日のように酷い眼精疲労があったにもかかわらず、顎の治療をしだしてからは、眼精疲労に悩ませられる事はなくなったと言うお話しでした。
この患者さんに限らず、顎や顔面部へのトリガーポイント鍼療法で、目がすっきり見えるようになった。顎のラインが綺麗になった、お肌に張りが出たと仰る患者さんが多数おられます。
鍼で出来た小さな傷を修復する時に、コラーゲンやエラスチンが増えるのですから、美容に効果があるのも頷けます。
眼科で付く病名で多いのは眼精疲労だそうですが、そもそも原因はよくわかっていません。検査をしても、あきらかな眼の病気がなく、眼精疲労でお困りの方は、顔面部、頭部、頚部にできた活性化したトリガーポイントが深くかかわっているのかもしれません。
カテゴリ:その他の痛み
ebara / 2013年08月08日(木) 07:01