今月の初めに、雑誌わかさを見て88歳の男性の患者さんが、来院されました。
この患者さんは、三年くらい前から腰痛が悪化し、整形外科に通院しながら投薬、湿布、物療、マッサージなどの治療を受けていたそうですが、五月の下旬に両方の脚に耐えがたい痛みが起こり、通院中の整形外科の医師に訴えたところ、あなたの痛みは坐骨神経痛ですが高齢なので仕方ないと言われたそうです。
違う病院の整形外科を受診すると、脊柱管狭窄症から来る痛みなので手術をしたほうが良いが、高齢なのでリスクも大きいので、手術するならもっと大きな病院を紹介すると言われ、途方に暮れていたそうです。
そんな折り、わかさで当院を知り受診してくださいました。
この患者さんの場合、右の脚の痛みは、二回のトリガーポイント鍼治療で、左の脚の痛みは、合計五回のトリガーポイント鍼治療で、痛み無く歩けるように回復されました。
トリガーポイント鍼治療は、手術のようにリスクがある治療法ではありませんから、長引く痛みや痛みの為に手術を考えておられる方に、一度は試していただきたい治療法です。
カテゴリ:坐骨神経痛 脊柱管狭窄症
ebara / 2013年07月27日(土) 07:51