下腿の痛みを訴えて来院された高齢の男性の患者さん。
痛みは半年くらい前からあったそうで、脛骨(むこうスネ)に一直線にエレキバンが貼ってあります。
写真でお見せできませんが、かなりむくんでいました。医師にはなんと言われているのかと聞くと、脚気のようなものと言われているそうです。
脛骨前面には付着している筋肉はありませんから、脛骨前面の痛みは他から来ているというものです。関連圧痛という言葉は、MPS研究会の医師、山下先生の造語です。
施術方法を簡単に書くと、脛骨の内側縁から後脛骨筋に刺鍼→足裏に響く場所。腓腹筋の内側、外側の筋硬結。前脛骨筋から下腿骨間膜を貫き(一度に全体を緩める意味)刺鍼をしました。
先日、二回目の治療に来院してくださいましたが、むくみも随分減っていましたし、肝心の痛みも、8割は楽になったと言うお話しでした。
カテゴリ:その他の痛み
ebara / 2013年02月27日(水) 12:50