痛みが長引くと脳に記憶され、記憶された痛みは理論上取れないと言われています。
このような痛みは慢性痛と呼ばれています。
慢性痛は破綻した構造(椎間板ヘルニアなど)ではなく、脳が治療のターゲットになります。
慢性痛になった場合、トリガーポイント療法だけでどうにかなるものでもありませんから、早期の除痛が重要になってきます。
早期の運動器の痛みは、筋膜性疼痛症候群(MPS)と考えられそうですが、医療従事者の多くがこの痛みの存在を知りません。
ピアノだけでなく首を激しく動かしドラムを演奏する、アメリカに在住のYOSHIKIさんが、今回三回目の首の手術を行ったそうです。
執刀された医師のコメントを見る限り、慢性痛と言う概念が無いように思えます。
どこの国でも権威になれば、自分のポジションが不利になる様な考えを取り入れる事もないでしょう。
大御所漫才師の方も、首の手術を四回されているようですが、ブログではいまだに困っている様子も綴られています。
私も患者時代が長かったですから、痛み=構造の破綻(どこかに痛みの原因があるはずだ)と考える思考は良く分かります。
ただ、時間は相当かかりましたが、そのような考えを捨て去ってからは、痛みに苦しむことも無くなりました。
記事抜粋 https://www.thefirsttimes.jp/news/0000462776/
手術を執刀する脊椎神経外科医のトッド・ランマン医師は「YOSHIKIは過去に、C5-C6への人工椎間板置換術を受けています。
MRI、CTスキャン、X線で診断をした結果、右側のC5に神経隆起(nerve ridge)に影響する突起があり、C6-C7の椎間板が突出しています。
さらに、C5-C6が融合し動いていないためC6-C7に大きな圧力をかけており、激しい痛みを引き起こす原因となっています。
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カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2024年10月10日(木) 15:48