オステオトロンVは、骨折の癒合期間が短縮されるので医科では保険適用されています。
最近では腱炎や軟部組織の修復にも効果があるとの報告もありますが、医科では骨折以外には使用できません。
当院では鍼は恐いが関節などの痛みをなんとかしたいと言う方に使用しています。
高齢の女性の患者さんで、右肘の関節に水が溜まり痛みが強い方の症例です。
医科では痛み止めと電気治療以外は行わず、経過観察がつづいていましたが症状は改善されなかったそうです。
施術に入る前に超音波エコーで、関節の水と外側上顆付近に強烈なジャンプサインを確認。
トリガーポイント鍼は恐いと仰るので、ツールを使ったトリガーポイント療法にオステオトロンVを組み合わせ施術をしたところ、約一か月で順調に回復されました。
水が溜まると言う事は関節内部に何かしらの炎症があると考えられ、トリガーポイント療法はあくまで関節外の施術ですが、オステオトロンVは関節内に刺激を入れる事が可能です。
鍼は恐いけれどトリガーポイント療法を受けてみたい方にお勧めです。
・江原鍼灸整骨院.
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・電話 075-463-8639
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
カテゴリ:手・腕の痛み
ebara / 2024年06月14日(金) 08:48