江原鍼灸整骨院.には、腕の痛みを訴え来院される方がたくさんおられます。
イメージとしては、スポーツ障害が原因と考えられるタイプの方は外側上顆炎(テニス肘など)と呼ばれる痛みが多く、作業関連性の問題が背景にある方は回外筋症候群と呼ばれる痛みが多いように感じます。
外側上顆炎、回外筋症候群ともに肘周辺に痛みが出現しますが、回外筋症候群と考えられる痛みは外側上顆に著名な圧痛はありません。
また、回外筋症候群の場合後骨間神経が圧迫されての痛みとありますが、このあたりは痛みのメカニズムで考えると少し説明に無理が生じます。
しかし、両方とも前腕の伸筋への施術が主となり、回外筋は下の図のように前腕部の深層に位置しますので、おのずとターゲットになる筋が異なってきます。
回外筋症候群と呼ばれる痛みは、深層にある回外筋をしっかり施術する必要があり、そこを直接施術できるトリガーポイント鍼はとても有効な施術方法になります。
また、鍼が苦手な方にはオステオトロンVを使用し、深部まで刺激を入れていきます。
外側上顆炎(テニス肘など)と言われ治療(施術)を受けているが、いまひとつ良くならないと感じる方には参考になるかもしれません。
下の図が回外筋
・江原鍼灸整骨院.
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・電話 075-463-8639
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2024年05月23日(木) 15:25