患者さんから、ロキソニンが効かないと言うお話を良く聞かされます。
ロキソニンは、下の図の赤線のところで痛みを止めるお薬です。
そもそも炎症の一過程を止めるお薬ですから、炎症性の痛みで無い場合は効かないはずです。
足が攣った痛みにロキソニンを飲んでも効かなかった、そう例えるとイメージできるかもしれません。
下の図のように、体の中には痛みを止める(感じにくくする)仕組みがいくつか存在します。
整形外科では、リリカ(ブレガバリン)・タリージェなどがよく処方されているように感じます。
安易な処方に警鐘を鳴らす医師もいますが、痛みを我慢するのも問題がありますから、どちらが良いかはケースバイケースであり、医師にお任せするしか無い部分です。
トリガーポイント鍼は、下行抑制系を賦活して痛みを抑制すると言われています。
下の図で言えば、SNRI・SSRI・三環系抗うつ薬と同じような作用機序に当てはまります。
トリガーポイント鍼は、薬のような副作用はありませんから、薬を飲むのに抵抗がある方、薬の量を減らしたい方・・・
そのような方にお勧めできる施術法です。
・江原鍼灸整骨院.
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・電話 075-463-8639
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2023年09月14日(木) 08:31