脳の側坐核が良好に働いている状態を(楽観脳)、扁桃体が必要以上に興奮している状態を(悲観脳)と呼ぶそうです。
ストレスや不安が強いと扁桃体が過剰興奮し、側坐核へのドーパミンおよびオピオイドの分泌に不具合が生じ、悲観の状態が強くなり、痛みも強固なものとなります。
筋骨格系の痛みの多くは、筋膜性疼痛症候群(MPS)と呼ばれる痛みですが、医療従事者の多くがその存在を知りませんから、神経や関節の中の問題にされがちです。
膜性疼痛症候群(MPS)と呼ばれる痛みには、トリガーポイント鍼が良く効きます。
整形外科領域では、慢性痛(脳が記憶した痛み)と言う概念も少ないですから、最終的に手術と言う方法を取りがちです。
このような事を繰り返している間に痛みは複雑になり、強く脳に記憶されてしまうかもしれません。
記憶された痛みは、消え去ることが難しい厄介な痛みになってしまいます。
不安や悲観を解消するために、ウオーキング、正しい呼吸法は、セロトニンの分泌を高め、側坐核を活性化するのでおすすめです。
ストレスは精神的なものだけでなく、暑い寒いのようなものもストレスになりますし、美味しいと飲んでいるお酒も食のストレスとなります。
また不安が大きい場合は、情報をシャットアウトすることも重要です。
側坐核が良好に働くと楽観脳に。
偏桃体が過剰興奮すると悲観脳に。
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カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2023年08月23日(水) 07:55