腱鞘炎とは、指の腱鞘と呼ばれる部分が、何らかの原因で厚くなったり硬くなったりして、腱鞘を通る際に腱とこすれあい炎症が起こって痛みが出ているとされています。
使いすぎだけでなく、妊婦さんや更年期の女性に多いことから女性ホルモンも関係していると言われています。
炎症と言いながらも、ロキソニンのように炎症を強く止める薬が無効の方もおられます。
ロキソニンのような炎症を強く止める薬が効かない理由は、先日のブログに書いたように、炎症による痛みよりも筋膜性疼痛症候群(MPS)による痛みのほうが強い混合痛と考えられるからです。
鍼とは異なりますが、医療の現場でも体外衝撃波治療と言う腱炎などに、意図的に傷をつけ組織再生を図る治療法も存在します。
トリガーポイント鍼施術は、筋膜や腱、骨膜に出来た感作した部分(過敏化した部分)に、ピンポイントで小さな傷をつける事で、血流の再開、感作組織を壊し正常組織への再生を促す作用により、痛みを抑える効果があると考えます。
・江原鍼灸整骨院.
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・電話 075-463-8639
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
カテゴリ:鍼灸
ebara / 2023年05月13日(土) 07:15