ある患者さんが、足が痛くなり病院を受診すると痛風の診断を受けたそうです。
そこで処方されたロキソニンが、劇的に効いたと感動されていました。
痛風の痛みは、炎症の5徴候がはっきりした痛みです。
炎症の5徴候は、発赤、熱感、腫脹、疼痛、機能障害の5つの徴候をいいます。
プロスタグランジンは、ブラジキニンによる発痛を増強させます。
ロキソニンは、プロスタグランジンの産生を抑制しますから、炎症の痛みによく効くはずです。
ロキソニンを飲んでも効かないのは、炎症が主な痛みの原因では無いからと考察されます。
こむら返りの痛みにロキソニンを飲んでも、効果が無いと言えば分かりやすいかもしれません。
ありふれているが、医療従事者の多くが知らない筋膜性疼痛症候群(MPS)と呼ばれる痛みは、痛風のような炎症性の痛みとは異なりますので、ロキソニンの効果は限定的です。
トリガーポイント、筋痛、筋膜性疼痛症候群(MPS)と呼ばれる痛みには、トリガーポイント鍼施術が効果を発揮します。
痛風画像
・江原鍼灸整骨院.
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・電話 075-463-8639
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2023年05月11日(木) 07:17