NHK健康チャンネルで、愛知医科大学学際的痛みセンター教授の牛田享宏教授の解説によると、慢性痛の治療の柱は下のように記されています。
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_423.html
慢性痛の治療の柱は、運動療法、認知行動療法、薬物療法の3つです。
最も効果的で手軽なのが、ウォーキングやストレッチ、筋トレなどの運動療法です。
筋肉を鍛えたり、関節を動かしやすくすることは、長引く痛みを改善します。
(下記は個人的見解)
体を動かさないと動かなくなることだけは分かっています。
認知行動療法は費用や自分の物にするまでの時間がかかる事、薬は日本の痛み医療は欧米から20年以上遅れている言われ、痛みと真摯に向き合ってくれる医師の数が少ない事、診察時間が短すぎることなどから、自分で出来て費用のかからない運動療法を取り入れるべきだと思います。
しかし、体を動かし始めた時に痛みが悪化したりすると、不安が余計に強くなり体を動かすのが怖くなる可能性もあります。
下手をすると運動療法だけを強い、いざと言うときにフォロー出来ない指導者の元で行うと、荒治療で終わる可能性があります。
トリガーポイント鍼灸にかぎらず体への治療(施術)は、エビデンスが乏しいのが現状です。
エビデンスは重要ですが、効果が無い訳ではありません。
技術や知識の高い術者の数は限られていますが、トリガーポイント鍼施術は運動器の痛みには効果も高く、ストレッチをしても伸びないような筋骨接合部など、構造に負担がかかる部分への施術を得意としています。
個人的には、まずは痛みをやわらげてから体を動かす、動かす事で痛みが出た場合は鍼や薬などを使いすみやかに除痛をし、痛みが出ても恐れる事は無い、go and resetを繰り返して良くなるのだと認知し、徐々に行動を変えていく事が重要と考えます。
このようなやり方も、認知行動療法のひとつになると考えます。
・江原鍼灸整骨院.
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
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・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2023年04月20日(木) 08:43