痛みには下の図のような種類があります。
痛覚変調性疼痛は、2021年に日本疼痛学会など痛み専門の国内8学会の連合で定められた用語です。
現場に異常はなく、神経障害性疼痛の原因になる神経や脳の損傷が無いのに、とにかく常に痛い、という状態です。
痛覚変調性疼痛は、今まで安易に心の問題と片付けられてきた心因性疼痛と同じ痛みとも言えます。
ただし、痛みは下の図のようにオーバーラップをしている部分も多く、まだまだ分かっていない事も多く痛覚変調性疼痛には特効薬が存在しません。
また、痛みを取りきることを目標にするのではなく、色々な方法を組み合わせで生活の質の向上を図る必要があります。
ありふれているけれでども、医療従事者の多くが知らない筋膜性疼痛症候群と言う痛みは、まだまだ分かっていない事も多いのですが、痛覚変調性疼痛と言う痛みとオーバラップしている部分があるかもしれません。
筋膜性疼痛症候群と言う痛みにトリガーポイント鍼が有効な事も多く、そのように考えると痛覚変調性疼痛でお困りの方に、トリガーポイント鍼はお勧めできる施術方法のひとつだと言えます。
何より大きな副作用はありませんので、安心安全な施術方法です。
図は、心療整形外科より引用
・江原鍼灸整骨院.
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・電話 075-463-8639
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2023年04月04日(火) 08:06