活性化したトリガーポイントの脱感作が目的ですが、分かりやすく言い換えれば、放置しておいても取れないコリのようなものの除去するとも言えます。
鍼で小傷つけることで、組織の血流が増え循環を改善し新しい組織に置き換えてくれる助けをします。
この時小傷を修復するときに、線維芽細胞がコラーゲンを増やし、組織に潤いをつけてくれます。
施術がすすむと、組織が柔らかくモチモチしてきますが、このような効果によるものです。
椎間板ヘルニアなど神経圧迫の痛みと考えられている痛みには、上記のメカニズムでは太刀打ちできないはずですが、非常に有効な事が多いです。
関節軟骨がすり減った事が原因と考えられる痛みにも、非常に有効な事が多いです。
言い換えれば、上記のような痛みの本態は、神経や関節内部の原因ではなく、筋膜性疼痛症候群が原因であるからこそトリガーポイント鍼療法でよくなるわけです。
痛みは複雑系ですが、筋肉と言う事に着目すれば、トリガーポイント鍼療法などで組織を柔らかくし、自身で良く動かす事が重要です。
とりわけ、重力の中で生きる以上筋力UPが期待できる運動をお勧めします。
ただし、スポーツ障害のような組織にケガを伴う痛みは、一時的に患部の安静が必要になることもありますので、分けて考えることが必要です。
・痛みの体験記
・ブログを書く理由
・トリガーポイント療法専門院の江原鍼灸整骨院.ホームページ
・京都市中京区西ノ京御輿岡町10番地
・診療時間 9:00~19:30(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
・電話 075-463-8639
カテゴリ:鍼灸
ebara / 2021年12月03日(金) 08:47