三十代前半女性のAさんは、十年近く前から、首の痛みや、物が飲み込み辛い症状で、困っておられました。
特に精神的ストレスを自覚すると、症状は悪化するそうで、自分の痛みとメンタルヘルスの関係については、良く理解しておられ、薬を服用しながら、日常生活を送っておられました。
痛みが、ストレスと大きく関わっている事を知り、当院を受診されたのが、三月のはじめでした。
週一回の施術を行い、対話をしながら、身体を動かす重要性、施術でお役に立てる事、自分でしか出来ない事をしっかり理解してもらい、押し付けにならない範囲で、生活習慣の改善を指導しました。
六月の末時点で、首の痛みや物が飲み込み辛い症状は、日常生活に支障がないくらいにまで改善し、辛くなっても、以前とは比べ物にならない程度で済んでおり、それ以外の、不定愁訴もずいぶん楽になった。
また、医師の指導の基に薬が減らせたと言う、喜びの報告を受けました。
当院での施術に、対話をしながら、傾聴・共感・受容・支持・保証することで、首の痛みや飲み込み辛さが和らいだ症例でした。
赤いマークを中心に施術
Aさんが訴える首の痛みは、下の図のような慢性痛の知識が必要でした。
しかし、残念な事に、医療従事者の多くが、慢性痛についての知識を持ち合わせていません。
★下の動画は、超音波エコーガイド下鍼の動画です。
今回の症例とは関係ありませんが、超音波エコーガイド下鍼なら、危険な部位でも安全を担保しながら鍼施術が行えます。
ただし、すべての患者様に、エコーガイド下でのトリガーポイント鍼を行う訳ではありません。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
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カテゴリ:首の痛み
ebara / 2018年07月09日(月) 07:45