三十代女性のAさんは、天気痛と言う痛みで悩まされていました。
天気痛とは⇒https://zutool.jp/column/basic/
主に痛みは頭痛やめまい、全身の痛みとして現れ、処方された向精神薬を飲んでも、痛みをうまくコントロールする事ができず、日常生活に大きな支障が出ていました。
当院へは、ギックリ腰で来院されたご家族が、当院の施術で劇的に良くなったのを見て、自分の天気痛にも効果があるのではと感じて、受診されました。
問診では、継続的に医師の基で薬も処方されていることや、筋膜性疼痛症候群(MPS)以外に、除外しておく必要がある疾患は見当たりませんでした。
エコー検査では、僧帽筋上部の動きが悪くなっていることを、モニターを使って、Aさんに確認してもらいました。
一度目の施術翌日から、気圧が大きく変動したにも関わらず、頭痛やめまいも起こらず、二回目の施術時点でも、頭痛やいつも感じていた全身の痛みが軽くなったと、大変喜んでおられました。
施術は、顔面、肩背部のトリガーポイントを中心に行いました。
Aさんの場合、訴える痛みに効果的な薬が無く、痛みをコントロールする方法が無かったようですが、当院での施術をうまく使えば、生活の質が大きく上がると考えられる症例でした。
Aさんが訴える痛みは、天気痛とも言えるでしょうし、下図のような痛みとも解釈できます。
★下の動画は、超音波エコーガイド下鍼の動画です。
今回の症例とは関係ありませんが、超音波エコーガイド下鍼なら、危険な部位でも安全を担保しながら鍼施術が行えます。
ただし、すべての患者様に、エコーガイド下でのトリガーポイント鍼を行う訳ではありません。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
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カテゴリ:その他の痛み
ebara / 2018年06月27日(水) 12:10