痛みの定義は、下記文章で説明でき、痛みを長引かせないことが重要です。
赤字にあるように、痛みは個人的な体験ですから、本人が痛いと言えば、はっきりとした原因が見つからなくても、嘘でもなくそれが病気です。
多くの医療機関は、痛みを構造の破綻、ヘルニアや半月板損傷などと考え、診断や治療行為をしてきましたが、痛みを抱える人は増え続けています。
筋膜性疼痛症候群(MPS)の痛みは、MRI、レントゲン、血液検査などでは分かりません。
ありふれた筋膜性疼痛症候群(MPS)と言う痛みが、医療従事者の多くが知らず、他の疾患と誤診されている事が多いのは、痛みの難民が増え続ける大きな問題です。
当院では、鍼を用いて、筋膜性疼痛症候群(MPS)の施術を行っています。
痛みの鎮痛と基礎知識より抜粋⇒http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/pain.html
痛みとは、痛みはたいへん不快な感覚であり、不快な情動を伴う体験である。
外部からの侵害刺激や生体内の病的状態なときや、その時点では組織が傷害されてなくても、それらの刺激が長く続くと組織が傷害されると予想されるときに生じる感覚である。
従って、痛みは「生体の警告系」として重要な役割を果たす。(不幸にも痛みを感じない先天性無痛症という疾患がある。)
しかし、痛みは痛みの悪循環を引き起こすので、「生体の警告系」であっても、鎮痛処置が必要である。
カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2018年04月17日(火) 08:10