三十代女性のAさんは、思春期の頃から、不定愁訴と呼ばれる症状をたくさん抱え、特に、夏から秋への季節の変わり目には、フワフワするめまいで悩まされることが多かったそうです。
不定愁訴の症状に、筋膜性疼痛症候群(MPS)、活性化したトリガーポイントが、深くかかわっている可能性があることを、インターネットで知り、わざわざ隣県から、当院を受診されました。
めまいにも命にかかわるような、危険なものもありますが、既に病院での検査が済んでいるたので、安心して施術に入りました。
最近の大学での臨床研究で、フワフワするめまいは、首や顔面にできた、当院が行うような施術で、良くなる可能性があることが分かって来ました。
Aさんの場合、半棘筋・多裂筋・胸鎖乳突筋の裏側や付着部に、たくさんの認知覚があり、そこをを中心に、触診と鍼先で丁寧に探しながら、一カ月半ほど施術した時点で、フワフワしためまいの症状が、寛解と呼べる状態になったので、略治としました。
また、身体の治療だけでなく、Aさんの場合、あらゆることに敏感で、不安が大きくなるタイプでしたので、簡易的な認知行動療法を宿題に出し、それをこなす事でも相乗効果があったと考えられる症例です。
その他の施術例⇒http://www.ebara-acupuncture.com/archives/category/case_report/autonomic
赤いマークを中心に施術
★下の動画は、エコーガイド下鍼の動画ですが、今回の症例とは関係がありません。
また、すべての患者様に、エコーガイド下でのトリガーポイント鍼を行う訳ではありません。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
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カテゴリ:自律神経失調症 その他の症状
ebara / 2017年11月24日(金) 07:57