四十代女性のAさんは、お風呂の浴槽を掃除をしている時に左腰に激痛が走り、動けなくなり、家族に抱えられ病院を受診。
腰に注射をしてもらい、痛み止めを処方されたそうですが、あまり痛みに変化はなかったそうです。
椎間板ヘルニアからの痛みの可能性があると言われ、MRI検査の予約をしたそうですが、痛みの為に仰向けに寝ることが出来ず、検査は先送していると言うお話でした。
ぎっくり腰になる以前から、軽い腰痛はあったそうですが、お風呂に入れば、大概の場合は良くなるくらいの腰痛で、今回のような強烈な痛みは初めての経験で、このまま動けなるのではないか、椎間板ヘルニアで手術しないといけないのではないか etc
色々と考えだすと、不安と恐怖で呼吸が速くなり、痛みが強くなるともお話されました。
そこで、超音波エコー検査を行い、一緒にモニターを見ながら、ぎっくり腰の痛みは、筋膜性疼痛症候群(MPS)、活性化したトリガーポイントと考えられるので、治療するれば良くなること。
ヘルニアと痛みは無関係である事、不安や恐怖は痛みを強化してしまう事、安静にすることよりも出来る範囲で動くことが早期回復に繋がる事、etc
不安を取り除き、深くリラックスできている事を確認してから、施術に入りました。
問診・触診から、左側の腰方形筋、腸肋骨筋、腸骨筋、大腰筋、臀部の筋 etc
活性化したトリガーポイントを中心に、触診と鍼先で丁寧に探しながら施術したところ、初回の施術で、7割程度の痛みは良化。
二日後に来院してもらい、同様に施術をした結果、更に良化し、仰向けに寝ることが出来、仕事に復帰できそうと言うお話でしたので、略治とした症例です。
その他の施術例⇒http://www.ebara-acupuncture.com/archives/category/case_report/waist
赤いマークを中心に施術
★下の動画は、エコーガイド下鍼の動画ですが、今回の症例とは関係がありません。
すべての患者様に、エコーガイド下でのトリガーポイント鍼を行う訳ではありませんが、必要に応じて、エコーガイド下鍼施術を行います。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
カテゴリ:腰の痛み
ebara / 2017年11月08日(水) 07:28