三十代女性のAさん、二年程前に虫歯の治療で長く口を開けてから、左顎が痛くなりだしたそうです。
症状は、気にならない時もあれば、酷い時は、物が噛みしめられないくらい痛むような状態だそうです。
違う歯科医院では、歯並びに原因があると言われ、自費での歯列矯正を勧められたそうです。
江原鍼灸整骨院.を受診された際に、念のため、超音波エコー検査を行いましたが、問題は無く、問診や病歴などから、顎の痛みは、筋膜性疼痛症候群(MPS)、活性化したトリガーポイントと考え施術に入りました。
咀嚼に関する筋だけでなく、頭痛を伴う酷い肩こりもあったので、首や肩の活性化したトリガーポイントを中心に、触診と鍼先で丁寧に探しながら施術しました。
週一回のペースで、四回施術した時点で、顎の痛みや酷い肩こりが良くなったので、略治とした症例です。
噛み合わせが原因と言われた痛みに、トリガーポイント療法・筋膜リーリース療法で、良くなった訳ですから、痛みの本態は、筋膜性疼痛症候群(MPS)、活性化したトリガーポイントだったと言える症例です。
何より、噛み合わせを治すより、はるかに時間的、経済的な負担が少なくて済みます。
その他の施術例⇒http://www.ebara-acupuncture.com/archives/category/case_report
赤いマークを中心に施術
★下の動画は、エコーガイド下鍼の動画ですが、今回の症例とは関係がありません。
また、すべての患者様に、エコーガイド下でのトリガーポイント鍼を行う訳ではありません。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
カテゴリ:その他の痛み
ebara / 2017年10月30日(月) 07:43