40歳代男性は、左足首を捻挫し病院を受診、レントゲン検査では、骨折は認められなかったそうですが、痛みが酷く歩けなかったので、最初の数日間は車椅子、その後は装具で足首を固定し、松葉杖を使って生活をしていたそうです。
病院では、装具を外した後は、リハビリの必要もないので通院は不要、運動も特に制限はなく、今まで通りに行ってもよいという許可が出ていたそうです。
今回、マラソン大会の出場にあたって練習を再開すると、捻挫した痕が痛み出し、まともに練習できないと言うお話でした。
超音波エコーで患部を観察すると、骨の稜線が不明瞭になっている部分がありましたが、同部位に圧痛はなく、陳旧性のものと判断しました。
外果周囲の(外くるぶし)靭帯部や、装具で足首を固めていたために、硬くなってしまっていた前脛骨筋や腓骨筋に、施術を加えたところ、二回の施術で痛みなく、練習が再開できるまでに良化したので、略治とした症例です。
超音波エコーでは、ケガをした部分に骨の不整列(陳旧性)の痕が診てとれました。
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カテゴリ:その他の痛み
ebara / 2017年02月15日(水) 08:50