70歳代女性のAさんは、数年前からこれと言った原因も無く、左の膝が痛くなってきて整形外科を受診。
変形性膝関節症の診断を受け、定期的にヒアルロン酸注射とリハビリに通い、プールで膝に負担をかけないよう、水中での歩行訓練を行ってきました。
しかし、症状が徐々に悪化し、日常生活に支障を来すようになってきたので、知人の紹介で、当院に来院されました。
見た目にもO脚となっており、変形性膝関節症であることが伺えましたが、痛みの本態は、筋膜性疼痛症候群(MPS)と考え、Aさんと一緒に超音波エコーで、患側の筋肉の滑りが、健側と比べ悪くなっていることを確認していただき、治療に入りました。
約二か月の間に、7回の施術で、痛みが気にならず、日常生活に支障を来す事がなくなったため、略治とした症例です。
その他の膝の施術例⇒http://www.ebara-acupuncture.com/archives/category/case_report/knee
鵞足、外側広筋に活性化したトリガーポイントが多数見つかりました。
★下の動画は、エコーガイド下での膝裏への刺鍼動画ですが、今回の症例とは関係がありません。
また、すべての患者様に、エコーガイド下でのトリガーポイント鍼を行う訳ではありません。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
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カテゴリ:膝の痛み
ebara / 2017年02月07日(火) 07:50