Aさんは、投球時に肘に違和感を覚え、整形外科を受診。
レントゲンでは異常なし、暫く様子を見てくださいと言われ、代替医療にて治療するも変化なく来院されました。
初診時、動作時痛や圧痛など、目立つような所見ありませんでしたが、超音波エコーで、肘関節を観察すると、下の画像のように肘の外側深部に、炎症の兆候と考えられるサインが観察できました。
今回の症例は、オーバーワークに起因すると考えられ、オーバーワークが続くと、靭帯や軟骨の損傷 etc 構造破綻を起こし、競技の中断が必要となる可能性がありましたので、治療だけでなく、運動の量や質、休養のバランスを考え直す必要があることを、画像を見ながら理解していただきました。
当院は、超音波エコーなどを使い、細かく病態や患部を観察し、早期に競技に復帰できるように、施術を行っています。
脂肪体の一部に、炎症と考えられるような赤いマークが観察できます。
注:診断は医師にしかできませんので、上記記事は判断となります。
また、すべての患者様に、超音波エコー観察を実施するわけではありません。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
カテゴリ:手・腕の痛み
ebara / 2016年09月05日(月) 15:04