四十代男性のAさんは、数年前に椎間板ヘルニアの手術をして、暫くはよかったとのことですが、ここ数年はギックリ腰を繰り返すようになり、病院を受診したところ、椎間板ヘルニアの再発で、二度目の手術を勧められたそうです。
知り合いに、当院のことを教えて貰い、県外から痛い腰を庇いながら、時間をかけて通院してくださいました。
初診時、痛みで腰が伸びず、体が傾いていましてが、週一回のペースで2ヶ月、8回の通院で仕事にも復帰でき、日常生活には困らなくなり、寛解と呼べる状態にまで良化しました。
また、当院で行う施術は、高度な技術が必要であると同時に、とても時間がかかる治療です。
治療する時間がかかると言う事は、治療を提供する側に取っては、あらゆる面でかなりの負担になるのですが、長くかかる時間を利用しながら、慢性痛と呼ばれる脳の状態、それを変えるには治療だけでなく、認知行動療法の必要性をお話し、日常生活の中でよく歩くなど運動を取り入れていくことや、元気になった時にどんな自分でいるのか? etc イメージを強化する方法のようなものを宿題としてお出ししました。
Aさんは、そのアドバイスをしっかりこなされ、自分で治すんだと言う強い意志を持たれたことが、治癒への大きなき力になったと思われる症例です。
★下の図のように、赤いマークの腰を中心とした体幹、臀部、大腿上部などのトリガーポイントを治療しました。
青い部分は。ヘルニアの手術痕です。
★下の動画は、エコーガイド下での臀部深部へのトリガーポイント鍼の動画ですが、今回の症例とは関係がありません。
また、すべての患者様に、エコーガイド下でのトリガーポイント鍼を行う訳ではありません。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
カテゴリ:首・腰の椎間板ヘルニア
ebara / 2016年03月04日(金) 08:37