左親指が痛みと伸ばす時にひっかかる(ばね指)と言う訴えで、施術を希望され来院された、40歳代女性の症例です。
MP関節の長拇指屈筋腱付近にジャンプサインを認めましたので、患部を超音波エコーのモニターを見ながら、患者さんと一緒に観察しました。
ジャンプサインの部位には、低エコー像に映し出された、ガングリオンのようなものが見えました。
診断は、医師にしかできませんが、今の状態は、ガングリオンのようなものが介在し、ばね指のような状態になっているのではないかと考えられるので、トリガーポイント鍼灸・筋膜リリースを治療の第一選択肢にするべきでなく、低エコー像のものが何であるのか?
除外診断を優先しましょうと言う事を納得していただき、整形外科を受診していただきました。
当院では、患者様の病態を細かく観察し、適応外の疾患は、ご希望があれば医療機関を紹介いたします。
実際の腕、手首、指の治療例⇒http://www.ebara-acupuncture.com/archives/category/case_report/upper-limb
矢印の先に、直径4ミリ弱の低エコー像(黒い塊)が見られ、プローブで押しても形が変わらないことから、ガングリオンのようなものではないかと考えられます。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
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カテゴリ:手・腕の痛み
ebara / 2016年02月05日(金) 08:21