腱板断裂や骨の変形は、当院の施術では治りませんが、痛みは十分に取れる可能性があります。
下のエコー像は、左肩の痛みで病院を受診。
MRI検査で腱板断裂、肩峰下滑液包炎と診断され、リハビリを行っていたが良くならずに、来院された50歳代男性のものです。
白い矢印の先が腱板と呼ばれる部位になりますが、超音波検査の画像からも、患側の腱板の厚みが健側よりも薄くなり、平坦化していることから、腱板断裂と考えられます。
また、赤い矢印の先が黒くなっているのは、肩峰下滑液包に水が溜まっていると考えられます。
青い矢印の先は、骨棘(変形)と考えられ、機械的ストレスが同部位に、長い期間かかり続けていると考えられます。
凍結肩と呼ばれるような関節の拘縮はなく、手を添えてあげると肩の可動域は正常であり、超音波エコーで炎症所見も観察されなかったので、施術の適応と考え治療をしましたところ、数回の治療で寛解と呼べる状態になりました。
実際の肩の治療例⇒http://www.ebara-acupuncture.com/archives/category/case_report/shoulder
赤いマークの棘下筋、三角筋などを中心にトリガーポイントの治療しました。
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カテゴリ:肩の痛み
ebara / 2016年02月02日(火) 12:30