半年くらい前から、何のきっかけもなく徐々に腰から臀部の痛みが増してきて、MRI検査の結果で、椎間板ヘルニアの診断。
ブロック注射も数日しか効果なく、百メートル歩くのが精いっぱい、仰向けで眠れないと言う状態で来院された、 20代前半の男性の症例です。
時折、患者さんに体の中で鍼がどのように動いているのか確認してもらいながら、エコーガイド下でトリガーポイント鍼灸を行いました。
中殿筋の後部仙骨付近に一番感作された部分があり、他の殿筋や腰部、腓骨筋など赤いマークのところを四回治療したところ、症状が寛解と呼べる状態にまで良化したので、略治とした症例です。
椎間板ヘルニアの治療例⇒http://www.ebara-acupuncture.com/archives/category/case_report/herniated-disk
★下の動画は、エコーガイド下でのトリガーポイント鍼のイメージであり、今回の症例と下の動画は関係ありません。
カテゴリ:首・腰の椎間板ヘルニア
ebara / 2016年01月06日(水) 07:22