京都JR円町駅5分の江原鍼灸整骨院.は、トリガーポイント鍼灸・筋膜リリース専門院。ヘルニア、坐骨神経痛、むちうち、腰痛、膝痛の治療が得意
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不安と頭痛 - 症例報告

私の院は、自宅と別の場所にあります。ですから、自宅の電話番号は、通常患者さんは知りません。でも、今まで数回、自宅のほうに患者さんから電話がかかることがありました。

土曜日の夕方、一人暮らしの高齢の女性の患者さんから、頭痛がしてたまらないので診てほしいと電話がありました。自宅のほうへ行きますと言うと、私のほうから行きますと返事がありました。

頭痛で重要視しなければならないのは、脳血管障害 etc  レッド・フラッグの除外です。

今回のような頭痛の経験は以前にもあった、自力歩行が出来る、意識レベル正常 会話のやり取りがスムーズ etcこの患者さんのような場合、多くは問診で済みますから、怠らないようにしましょう。

話を聞いていくと、自宅にいると不安で心が支配され、思わず戸外に出てしまうこともあるようです。自律神経失調症、不安神経症やパニック発作という病名がつくかもしれません。いずれにしても、脳、身体、心のバランスが不安定なのでしょう。言い換えれば、患者さんが、よくなる邪魔さへしなければ、上記どこを切り口にしても良いわけです。

私は、筋肉を中心に繋がりという視点で患者さんを観ていますが、いつ考え方が変わるかもしれません。今回は、右の側頭に、繋がりが停滞するような感じを受けましのでが、そこを操作しただけで、随分良くなられて帰っていかれました。私が手に感じたものが、何を意味するのか私にもわかりません。儀式的な効果でよくなったのか?安心を与えただけで、よくなったのか?いずれにしても、よくなる邪魔はしなかったようです。

 

 

カテゴリ:症例報告 ,自律神経失調症 その他の症状

ebara / 2012年09月04日(火) 08:01