今年の春先に尻もちを着き、圧迫骨折をした60歳代の女性の患者さん。
歩くと殿部から脚が痛くなる。病院では、下部腰椎が潰れている(脊柱管狭窄症)のと圧迫骨折で神経が押さえつけられているのが原因と言われ、病院のリハビリに通う。ある時、殿部を押さえて歩くと痛みが和らぐことに気付き、リハビリの先生にお願いして、その部分を押して貰うと楽になると言って来院されました。
結局、梨状筋の治療を二回しただけで、歩行時痛は取れました。
同じ側の膝の外側も痛く、定期的にヒアルロン酸注射に通うが痛みは変わらないと仰るので、同時に外側広筋を治療→歩行時通なし。
いつも、こんなに楽に決まれば良いですが、数分の手技のみで良くなりました。繋がり、軸と言う観点で患者さんを診れば、また新しい発見があります。
カテゴリ:症例報告 ,坐骨神経痛 脊柱管狭窄症
ebara / 2012年08月09日(木) 15:58