酔って、転倒して手を着いた際に手関節を痛め、MRI検査の結果、TFCC(三角繊維軟骨複合体)損傷と診断され、3ケ月装具で固定をしていた40歳代男性の症例です。
3ケ月経っても、痛みがマシになるどころか、装具で固定をしていた為か?
右前腕から右肩全体までが痛くなってきたそうです。
医師は、痛みが取れないなら手術しかないと勧めるそうですが、手術をしても、完全に痛みが消えることも無いと言う説明だそうです。
6月中に手術をするかどうかを決めて、返事をしないといけないそうですが、そのような説明を受けると余計に不安になり、鍼灸、整体、高価な健康食品まで、良いと聞けばすべて試したそうですが、痛みに変化は無かったそうです。
私の院には、知り合いの紹介で来院され、前腕の回外動作が特に制限されていました。
前腕の伸筋、屈筋、手関節の靭帯にトリガーポイント鍼灸・筋膜リリース治療を加えました。
3回目治療後には、最初の痛みを10としところ3までに良化(VAS 10→3)したと、ご丁寧にお電話で連絡をいただきました。
その後、肩回りの治療も加え、約1ケ月の間に6回の治療で、手術をする必要もない、寛解と言える状態にまで回復されたので、略治とした症例です。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
カテゴリ:手・腕の痛み
ebara / 2015年06月29日(月) 07:55