陸上競技をしている高校生が、右の股関節の引っかかりと痛みを訴え来院されました。
整形外科にて、弾発股による股関節の炎症で、三週間クラブを休んで安静にするように診断されたそうです。
痛みは、太ももを胸に抱え込むような動作(股関節の屈曲)の半ばで強くなると言うことでした。
大腿筋膜張筋、中殿筋の前部を中心に、トリガーポイント鍼をしたところ、すぐに痛みも引っかかりもなくなりました。
治療当日から、陸上競技に復帰したそうですが、痛みも引っかかりもなく、クラブ活動が出来ていると保護者の方から報告を受けました。
トリガーポイント鍼1回で良くなった訳ですから、痛みの本体は炎症と言うより、筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)だったのかもしれません。
カテゴリ:股関節の痛み
ebara / 2014年11月23日(日) 17:44