加茂先生のブログ記事に、中枢性感作、末梢性感作の事が図入りでUPされていましたので、私も備忘録としてUPしておきたいと思います。
http://junk2004.exblog.jp/15061959/
慢性痛という病的な痛み
難しい用語が並んでいますが、要は痛みは放置する間に、痛みを伝える神経が歪んで通常起こり得ないような刺激にでも反応して、新たな痛みを引き起こしてしまう。
そして、脊髄や脳の中枢で痛みが起こりやすいソフトが出来あがってしまう。
また、抹消が過敏になり痛みの悪循環が出来上がる。
こんなところでしょうか?
ですから、慢性化させないためには、痛みの初期消火が重要になる訳です。
ただ、痛みを診るものが、旧態以前の考え方で痛みを訴える方に接している訳ですから、痛みを抱える人がどんどん増え続けている訳です。
また、診てもらう方も画像診断してもらわないと納得しないetc
上記の事柄が複雑に絡み、日本の痛み医療は欧米から20年以上遅れていると言う状態を作り出しているようにも思えます。
カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2011年03月19日(土) 08:29