椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛と言う診断を受けている、20歳代の女性の患者さん。今までで一番の猛烈な痛みに襲われ、今までの経験から医者には行かず、鍼での治療を一番に考えてネット検索でおみえになりました。
今日で3回目の治療。最初の痛みを10とすると、2回の鍼治療後は2ぐらいの痛みだそうです。
前回まではうつ伏せで小殿筋の後方、上部、梨状筋を中心に治療、今日は仰向けで、小殿筋の前方部を治療をしました。まだ、わずかに下腿に痛みはありますが、歩行も普通に出来、痛みの為曲がっていた姿勢も元に戻りました。罹患筋の感作部分も、強く押すと僅かにあるだけですから、もうこじれる事は無いと思います。
筋肉の治療をしただけで良くなったのですから、本当に椎間板ヘルニアが痛みの原因だったのでしょうか?
問診票に痛いところをマーキングして貰った図。臀部は真っ赤です。
カテゴリ:症例報告 ,首・腰の椎間板ヘルニア
ebara / 2011年01月24日(月) 19:45