昨日のトリガーポイント研究会のセミナーは、腰痛の鍼実技でした。
そこで、ペアになった先生の触診や切皮自体がすごくマイルドで、特に鍼を打つ前に行う触診が丁寧で心地よく、それ自体が治療のように感じました。
自分に置き換えると、触診や切皮に無駄な力が入りすぎているようにも思え、言い方を変えると、
知らず知らずのうちに少し荒っぽくなっていたのでは無いかと考えてしまいました。
下手な触診は、患者さんによい影響をもたらすはずはありませんよね。
触診だけに限らず、うまい人のモーションパルペーションも同じような効果があるように感じます。
昔から、手当てと言いますが、触れている事自体が治療にもなるはずですし、何かしら生体に介入しているわけですから。(自分も患者さんから介入されているわけですが)
腰痛に関して行う鍼治療も、自分の中では認識を改めなければいけない部分が、一部ありましたので、その辺りも意識していきたいと思います。
カテゴリ:鍼灸
ebara / 2010年09月06日(月) 15:43