4月の下旬に、突然、麻痺のように両脚に力が入らくなり、自力で歩けず、その後、痙攣するような激しい痛みに襲われるようになり、整形外科を受診。MRIなど 諸々の検査をするも原因不明。
インターネットで検索、原因不明の症状は、筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)ではないかと思い、親御さんに連れられ、他府県から来院され た10代の男性の患者さん。
深部反射、筋力検査正常。痙攣するような痛みは、日中の限られた時間であること、一旦よくなっていたこと、除外診断 も 済んでいることから、治療を開始しました。
殿部から下腿までくまなく触診をしましたが、反応があるのは半腱様筋だけでし た。その筋の起始部付近、停止部付近に活性化したトリガーポイントがりましたので、そこに、1寸6分二番の鍼8本を使用して置鍼⇒手技。
次回の予約をされて帰られましたが、治療翌日から、痙攣や脱力、痛みが一切ないという連絡がありましたので、一回の治療で略治とした症例です。
カテゴリ:その他の痛み
ebara / 2014年05月23日(金) 08:07