2日前にサッカーの練習で転倒して受傷。朝から整形外科に出かけたが、あまりの混雑ぶりに私の院を受診したとのことである。
痛みのために、背屈動作が自動的にも他動的にもまったくできない。掌屈も半分くらいは制限され、回内回外も制限されている。前腕の伸筋の小指側の筋緊張が顕著である。
手根骨を詳しく探っていっても、著名な圧痛はないが、痛みが長引くようなら整形外科を受診して、骨折の有無が無いか診断してもらうように指示をして治療開始。
痛みが出ているのは、小腸経がメインのように感じたので、まずは同じ太陽に属する膀胱経を探るが、あまり反応が見られなかったので、陰陽交差に切り替えて一番反応のあった水泉に鍼をして、右手首の運動を繰り返させた。ここで大きく可動域と疼痛が緩和したので、バイオイエローを固定。
前腕の緊張が残る小腸経と、三焦経のラインに軽く単刺。これで痛みは少し残るものの、可動域は完全に正常に戻った。
時間に余裕があったので、今回の症状とは関係ないのだがハラを探ってみました。
異様に左側だけの圧が高まっているように感じたので、左が利き足か尋ねると、本来は右利きなのだが、左足で蹴るポジションを任されるようになって以来、左足のキックを集中的に練習していると言うので、腰仙部などのリリースを含めて、多角的にアプローチしました。
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