今日来院された新患さん。
40年以上前にヘルニア、6年前に脊柱管狭窄症の手術の経験があります。手術の後は痛みも無く、まったくと言って良い程快調だそうです。主訴は右腰から脚にかけての腰下肢痛です。私には、腰方筋、中小殿筋、腸脛部のMPSだと思えました。
わざわざこのようなケースの患者さんに、神経を押さえつけても痛みは出ない!なんて事を現時点で伝える必要は無いですね。人は誰でも自分にしか分からない(自分でも分かっていない)色んな歴史を積み重ねて生きている訳です。
辛い思いをして手術をしたのに、それを否定されれば誰でも心地が良いものでは無いでしょう。下手をすれば、喧嘩になるかもしれません。手術で良くなった人には、それは良かったですね。と言って、今ある痛みを取る事に専念すれば良いだけですね。
カテゴリ:症例報告 ,首・腰の椎間板ヘルニア
ebara / 2009年09月28日(月) 16:12