顎の周りから首にかけて痛みを訴えて来院された30歳代の女性の患者さん。
明確にココが痛いと言う訳でもありません。歯石を取るために口を長時間開けていたのが原因なのか?
小さな子供を抱えているのに、来月は外科的な問題で入院が決まっているストレスが原因か?いずれにしてもMPSだと判断して、赤い印の部位に1寸3分、1番鍼で単刺治療+徒手治療。すぐに症状は取れました。
1ケ月程前から、何の原因も無く右肩が痛むと来院された、30歳代の男性の患者さん。
可動域は問題も無く確保されています。腕を前で組む、後ろで腕を組んで伸ばすような動作をすると三角筋全体が痛むような感じ。
しかし、明確にココが痛いと言う訳ではありませんが、運動考察から罹患筋を考え置鍼治療。抜鍼後、動作確認をしてもらったところ、ほぼ痛みは消失しましたが、大腸経のラインにまだ少し痛みがあるようです。
言いかえれば、痛みの箇所が浮き彫りになりました。手三里の辺りに著名な圧痛があったので、ここに鍼で刺激を入れたところ、肩の痛みは無くなりました。