若い女性の患者さんがお母さんと一緒に来院されました。
若い女性の患者さんの主訴は、初発は今年の初めに両足底の痺れ。
歩いていると感じない。
最近では、あちこちが過敏になっているようでピリピリすると言うような物です。
治療中は、あちこち触っても痛がる様子はありません。
整形外科にて原因不明→神経内科にて原因不明→整体治療数回で少し改善→膠原病、線維筋痛症の検査異常無し。
結果原因不明なので治療方法無しと言う状態です。
そして、一向に改善されない症状に不安と辛さだけが残っているような常態です。
お母さんは、たいした治療もしていませんが、以前あった頭痛や吐き気のような症状は随分改善されて、現在は殆ど感じないような状態です。
娘さんにも番長のところでの治療を勧めていたそうですが、お年寄りの行くような場所と言うような思い込みから、なかなか踏ん切りがつかなかったようです。
番長自身は診断権がある訳ではありませんから、上記図のような圧痛点の検査などしませんが、線維筋痛症と呼ばれる物のステージ1などの病態は、普段診ている患者さんの中にも結構な頻度でおられるように感じます。
多分、お母さんのほうも圧痛点を照らし合わせれば、ステージ1に該当するかもしれません。
お母さんのような病態をMPS、自律神経失調症、更年期障害、偏頭痛etc
と言っても大きく間違っていはいないようにも思います。
娘さんの方も、似たような物なのでは無いでしょうか?
多くの症状が簡単な筋肉の治療で改善してしまう事実があるにも係わらず、診断する側にそのような概念が無いから、原因が不明だから治療する手段が無い。
そのようにして医療難民は増えていくのでしょう。
しかし、即効で主訴が全て改善される訳では無いので、このような痛みの理屈を出来るだけ分り易くお話するのは、結構な時間も労力も必要になります。
それでも、お帰りになるときの表情が、来院された時とガラっと変化されていたりすると、こちらまで元気を頂いたような気分になっちゃいます。
つくづく正しい情報は良薬になると思える瞬間です。
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カテゴリ:症例報告 ,自律神経失調症 その他の症状
ebara / 2008年11月24日(月) 21:40