パソコンや読書など眼を持続的に使うと、眼の疲労感、眼の重圧感だけでなく、頭痛、肩こり、吐き気などが起こることがありますが、これを一般的に眼精疲労といいます。
眼科で、一番多い病名と言われています。
身体的・精神的なストレスが大きく関与していると言われていますが、眼精疲労の大半が原因がよくわからないとも言われています。
眼精疲労の原因は、首や顔面部にできたトリガーポイントが原因かもしれません。
トリガーポイントの治療には、関連痛の理解がないと的確な治療が行えず、痛みは、なかなか良くなりません。
また、関連痛が生じると、痛みを感じているエリアの筋肉にも、新たなトリガーポイントが発生しますので、二次的なトリガーポイントの発生によって、またこのトリガーポイントが関連痛を起こし始めるという複雑な痛みの構図が出来上がります。
筋膜性疼痛症候群(MPS)、の考えに基づき、悪くなっていると考えれる筋肉、専門用語で罹患筋(りかんきん)と呼びますが、それを見つけ出し、罹患筋の中にできたトリガーポイントを治療します。
下の図のように、 赤いエリアが痛いと思う場合でも、実際は×のマークが痛みや症状の発生源ですので、そこの治療が必要です。このような現象を関連痛と呼びます。
【イラスト図出典:『Myofascial pain and Dysfunction The Trigger Point Manual』 より引用 】
ebara / 2014年02月05日(水) 00:48