頭痛を訴える人は、約日本で3000万人いるといわれています。
頭痛と言っても命にかかわるものから、そうでないものまであります。
まずは医師にご相談ください。
頭痛は、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛と大きく三つのタイプにわけられます。
身体的・精神的なストレスが大きく関与していると言われていますが、まだまだ分からいことが多く、検査してもよくわからない、薬が効かない頭痛が数多くあります。
頭痛の中には、首、肩、顔面部の筋肉の中にできた、トリガーポイントが、大きく関係しているものがあります。
トリガーポイントの治療には、関連痛の理解がないと的確な治療が行えず、痛みは、なかなか良くなりません。
また、関連痛が生じると、痛みを感じているエリアの筋肉にも、新たなトリガーポイントが発生しますので、二次的なトリガーポイントの発生によって、またこのトリガーポイントが関連痛を起こし始めるという複雑な痛みの構図が出来上がりますす。
筋膜性疼痛症候群(MPS)、の考えに基づき、悪くなっていると考えれる筋肉、専門用語で罹患筋(りかんきん)と呼びますが、それを見つけ出し、罹患筋の中にできたトリガーポイントを治療します。
(すべての頭痛に効果がある訳ではありません。)
下の図のように、 赤いエリアが痛いと思う場合でも、実際は×のマークが痛みの発生源ですので、そこの治療が必要です。このような現象を関連痛と呼びます。
【イラスト図出典:『Myofascial pain and Dysfunction The Trigger Point Manual』 より引用 】
⇒http://www.ebara-acupuncture.com/archives/2273
ebara / 2014年02月04日(火) 23:05