70歳代の男性の患者さんです。
以前腰のヘルニアの時に、手術を勧められたが拒否して、1ケ月程度で回復したそうです。
今回は、腰の痛みはありませんが、赤い印付近に強い痛みがあります。
前回と同じ医院でお尻と腰に注射、数時間の効果はあったようですが、思うような効果が得られず、手術を勧められたので来院されました。
初診時、単刺(1本の針で治療して行く)治療などで奏功。
但し、夜には痛みがぶり返して来たそうです。
2日目は、更に刺激量をあげるべく、臀部、大腿外則、ふくらはぎへ置鍼。しかし、患者さんが思うような効果が出ず、初診時の治療を希望されましたので、今日再度試みました。
夕方、御家族がみえましたが、経過は良いようです。
次回からは、ふくらはぎへの治療中心でいけそうな感じです。
まさに、治療とは、患者さんと治療家で作り上げて行くもんですね。
カテゴリ:症例報告 ,坐骨神経痛 脊柱管狭窄症
ebara / 2008年01月10日(木) 21:20