注射などで筋膜リリースを行うときは、血管や神経をよけるために超音波エコーを使う場合が多いと思います。
当院の鍼施術に超音波エコーを使用する場合は、まず筋の断裂や骨折の有無を調べ施術適応かどうかを確認するため使います。
超音波エコーで鍼先を写すだしには、かなりの技術と時間が必要になりまので、限られた施術時間の中で超音波エコーで写し出された画像にこだわると、その分施術時間が減ることになります。
超音波エコーで悪くなったところを見つけるわけで無く、触診や動作分析、解剖学的知識、etcで悪いとところを見つけます。
あくまで超音波エコーの使用は、安全を担保する為や可視化しながら患者さんに理解を促すためものであり、すべての施術に超音波エコーを使用する訳ではありません。
ebara / 2020年07月07日(火) 18:23