七十代女性のAさんは、何もした記憶が無いにもかかわらず、右肩が痛くなり来院されました。
服の上から可動域を確認しましたが、大きく制限はされていません。
服を脱いでもらい視診を行うと肩の前が腫れており、超音波エコーで確認すると、二頭筋の長頭が腫れており、関節内にも水が溜まってい様子が確認できました。
上記の結果から、トリガーポイント鍼施術を行う前に、まずは医科で除外診断を優先するように指示しました。
運動器の痛みでも、全てが、トリガーポイント鍼施術の対象になる訳ではありません。
当院では、患者さんの状況を判断し、施術をする前に除外診断が必要と判断した場合、医科へ紹介をいたします。
下の矢印の先の白い部分が二頭筋腱・上の矢印の先の黒い部分が関節内の水
その他の肩の施術例⇒http://www.ebara-acupuncture.com/archives/category/case_report/shoulder
★下の動画は、超音波エコーガイド下鍼の動画です。
今回の症例とは関係ありませんが、超音波エコーガイド下鍼なら、危険な部位でも安全を担保しながら鍼施術が行えます。
ただし、すべての患者様に、エコーガイド下でのトリガーポイント鍼を行う訳ではありません。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
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カテゴリ:肩の痛み
ebara / 2019年07月23日(火) 08:51